税理士法人　豊

円満相続のために万全の準備を

当所が運営するゆたか相続センターは、税金の有無にかかわらず相続・贈与のことを相談できるワンストップセンターとして設立以来、税務以外の専門家と連携して問題解決に対応してきました。相続税申告の件数が多くなりましたが、地方においては相続・贈与について専門的に相談できる場所がほとんどないのが現状です。

相続を〝争族（あらそうぞく）〟にしないためには、事前準備・対策が必要です。子供たちの心配をよそに、お父さんお母さんがのん気に構えていると、起こらないはずのもめごとになったりします。それを防ぐため、当センターでは終活や家族会議などのアドバイスのほか、以下の業務を行います。

・煩雑な事務手続きを支援・代行
・遺産分割が円滑に進む分けやすい財産の持ち方を提案
・相続税シミュレーションに基づく税金対策
・定期的なセミナー開催による正しい知識と気づきを提供

会社を強くする会計で黒字化を支援します

私たちは毎月お客様のところへ訪問し、巡回監査を実施しております。翌月の早い段階で業績を把握し、素早く意思決定をして頂く、会計データに限らず経営に役立つ情報を提供する、お客様の困り事を一緒になって考える、ということを行っています。

私たちの存在意義は、事務処理ではなくお客様の経営に役立つアドバイス・指導をすることであると考えます。月々の試算表から読み取れることには限りがあり、経営判断に生かされることは少ないのです。売上高が増えた・減っただけではなく、どの商品の、誰に対する売上高が増減したのか、その増減は経営者の考えに沿ったものなのかを確認・検討し、使える会計資料の作成支援と、面談重視の巡回監査を業務の中心に置いています。

ソフトの進化により会計業務が効率的になると、人間がその業務を行う必要がなくなります。これにより、人間は「考えること」「判断すること」に専念しやすくなる、言い換えれば「経営に集中する」ことができるのです。ソフトの使い方をご指導することも巡回監査の重要ポイントとしています。

これらのほか、巡回監査は会計処理と税務が適正に処理されているかを確認することが基本です。その際には〝現場〟と帳簿書類を結び付けることを徹底し、組織配置（役割分担）、書類の所在、棚卸資産の保管状況、減価償却資産の使用状況など、企業内のあらゆる事柄を通じて監査の精度を高め、裏付けをお客様の現場から確保するようにしております。

また、都度発生する税務の問題については、税法の規定の適用が「後始末」にならないよう、事前の相談によるシミュレーションが大事です。今後のことに対してどのように行動するのが良いかを追求し、アドバイスするのが、当所の仕事であると位置づけています。

経営革新等支援機関としてお客様を徹底サポート

当所が経営革新等支援機関の認定を受け７年が経過しましたが、企業を助ける役割がいかに重要かを実感しながら、次のような業務に携わっています。
・単年度予算と行動計画立案、その実践を支援
・金融機関との連携
・税制上の特例、補助金等の施策利用

特に、コロナ禍により数年先が読めない状況にある現状においては、経営計画を立てることが困難になっていますが、だからこそ年度毎の見込みはしっかり作り、社内の意思統一を図る必要があります。待ちの姿勢ではこの難局を乗り切ることはできません。経営者だけでなく、幹部や社員の方々にも関わっていただき、「会社全体が参加するＰＤＣＡサイクルをもって自立した経営」を全力で支援します。