シニアライフマネジメント協会.jpg
けしごむ.ai

itagaki.jpg板垣 誠
常務取締役 営業本部長
C-MAS介護事業経営研究会事務局長
会計事務所経営カウンセラー

全国の様々な会計事務所の皆様のところに訪問させていただいております。そこで、いろいろなお話を伺うと同時に、全国廻って得られた沢山の公開可能な成功事例をお持ちしお話をさせていただきます。皆様からは、「今後の事務所経営のヒントになるね!」と、喜ばれています。お声掛け頂ければ、どこでも伺います。 どうぞよろしくお願いいたします!

板垣誠からのメッセージ

 毎年恒例の春のBMS海外研修ですが、2013年はイギリスの首都ロンドンに決まり、先日正式にリリースさせていただきました。
 ロンドンは今年、オリンピックがあり、その後の景気動向が注目されています。
 特に日本(というより東京)は2020年にオリンピック誘致を目指していることから、同じ先進国の首都で行われたロンドンオリンピックには注目というところでしょうか。
 今回のツアーでも、現地の日本人ビジネスマン等に生の景気感やオリンピック期間中からその後の様子、利用された施設の再活用などの話を聞きたいと思っています。
 欧州債務危機の影響も、もちろん気になるところです。
 ロンドンは日本の中小企業の進出先としてはなかなかイメージしにくいと思いますが、これから日本が進んでいく道を重ね合わせて見聞を広めるという意味では有意義なのではないかと思っています。
 もちろん、現地にある世界的会計事務所の視察や、さまざまな文化的施設の訪問なども入れながら、内容豊富な研修ツアーにしたいと思い、プログラムを練っています。
 どうぞご期待ください。
***
 ところで、今月号に掲載されている税理士法人小山会計(長野県上田市)の小山秀喜先生のインタビューはとても印象的なものでした。
 小山会計は地域の老舗であり、東信地方有数の規模の事務所です。
 小山先生からお話を伺って、「人材(社員)」に対する考え方がとても素晴らしいと感じました。
 そのなかでも、事務所のモットーである「楽せず楽しく」という言葉は心に残りました。
 社員全員がハッピーな形で定年を迎えられる。そして、定年後も安心して暮らしていける。社員がそのような人生設計を描ける会計事務所にしていきたいと小山先生はおっしゃっています。それを実現しようとすると、所長も社員も楽ではないけれど、みんなで目標に向かって邁進していくのは楽しいというのです。
 地方都市の中小企業にとっては厳しい時代。そのなかで、会計事務所が高品質のサービスを心がけ、地域の企業に貢献し、自らも発展していくのは大変なことです。会計事務所といえども楽に経営できる時代ではありません。余裕を失いがちな時代に、ここまで事務所の人材尊重の考えを明確にしている会計事務所はそう多くはないと思います。
 優しい語り口で謙虚にインタビューに答えてくださった小山先生ですが、ビジョンはとても明確で、大変しっかりとしている印象を受けました。
 ぜひ記事をご覧いただきたいと思います。

月刊実務経営ニュース2012年12月号「会計事務所経営カウンセラーChannel」より