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けしごむ.ai

_DSC5906.jpg加藤 剛
営業企画部 シニアマネジャー
C-MAS介護事業経営研究会事務局次長

全国の会計事務所の成長と発展を願い、事務所経営のお役立ち情報を求めて日夜活動をしています。ご用命、ご相談等、何かございましたらお気軽に申し付けください。どうぞ、よろしくお願い致します。

加藤剛からのメッセージ

 いつも皆様には大変お世話になっています。
 本誌が皆様のお手元に届くのは11月下旬ですが、早いもので、本年も残すところ1カ月ほどになります。「時間の心理的長さは年齢に反比例する」という話を聞いたことがありますが、年末が迫るこの時期、あらためて日々の時間経過の早さを実感しています。
 私にとって、年内の「営業企画部現場からのつぶやき」は今回が最後となります。私が本欄に原稿を書くようになったのは今年の4月号からです。文章を書くのを不得意としていたのですが、読んでくださった方々からご意見やご感想、そして温かいご声援をいただき、それが何物にも代えがたい喜びと励みになりました。何だか最終回のような書き方をしてしまいましたが(笑)、読者の皆様にはあらためて厚く御礼を申し上げます。
 振り返れば、今年もいろいろな方々にお目にかかることができました。私たちにとって、皆様との一番の出会いの機会は、セミナー会場や見学会会場です。厳密な統計はとっていませんが、これまで弊社のイベントを利用されていなかった先生やスタッフ様の「初参加」が増えてきた印象があります。
 そんな初めてお越しくださった方にごあいさつをし、併せて参加の動機を伺うと、「顧問先の減少」「顧問報酬の値下げによる売上減少」といったお話をお聞きします。私たちのお客様でもある会計事務所の経営が、さらに厳しさを増していることを実感しています。
 そういえば、30〜40歳代中心の事務所が目覚ましい活躍と際立った急成長をしていることでおなじみの、ベンチャーサポート税理士法人と税理士法人FISが合併したことが発表されました。この合併は、皆様の記憶にも鮮やかに残るセンセーショナルなニュースだったのではないでしょうか(本誌では、次の2013年1月号で、代表の中村先生と古尾谷先生の対談記事を掲載する予定です)。
 会計事務所を取り巻く環境は急速に変化している。そのようなことを感じます。
 千変万化する経済環境のなか、企業が抱える問題は拡大し、それに応える会計事務所が取り組むべき課題もまた、複雑かつ難易度の高いものになっています。そして、顧問先から求められるサービスは、これまで以上に多岐にわたるようになっています。
 時代の変化とともに会計業界が変化していくなか、私たち実務経営サービスも、会計事務所の皆様のために何ができるかが問われていると思います。
 弊社の社是は、「当社は、お客様である会計事務所、職業会計人の皆さんの良き社外参謀役として、その成長と発展をご支援すると共に、会計事務所のお客様でもある中小企業の繁栄と永続を願い、知恵と努力を重ねる集団たることを目指す」です。弊社の一員として、あらためてこの社是を心に掲げ、行動、実践していかなければならないと考えています。私個人の日常の目標や方針である「Face to Face」を徹底し、出会いや人と人とのつながりを大切にして、人から学び、自身のさらなる成長を目指して2013年に臨みます。
 年末調整の時期を迎え、忙しく過ごされている方も多いと思います。寒さも本格的になり、まさに冬本番ですが、ご自愛のうえ、お客様のご支援に取り組んでいただけたらと思います。私も皆様のお役に立つ活動に努めていきたいと思います。
 2013年もどうかよろしくお願い申し上げます。

月刊実務経営ニュース2012年12月号「営業企画部現場からのつぶやき」より