2020年3月23日
新型コロナウイルスの影響が広がり、確定申告期間が延長するなか、西田税理士事務所(東京都西東京都市)の西田秀男所長にお話を伺った。
―― 今年は新型コロナウイルスの影響が深刻化し、確定申告期間も延長されています。大変なことになってきましたね。
西田 そうですね。新型コロナウイルスの影響で、お客様のなかには資金繰りに影響が出ているところもあります。そのようなお客様からは、助成金に関する問い合わせを受けたり、銀行に提出する試算表を作ってほしいという相談を受けたりすることも多いですね。先のことが見通しにくい状況となってきましたので、顧問先のフォローの徹底をしていきたいと思います。
―― 今回の繁忙期で力を入れていることはありますか。
西田 新型コロナウイルスの影響を受けているお客様のサポートが、日に日に重要性を増していると感じています。
事務所の体制に関しましては、昨年の年末調整から、業務の効率化に取り組んでいます。当事務所のスタッフはパートさんが中心なので、残業時間が減るように工夫をして、生産性を向上し、働きやすい環境の実現に力を入れています。
このほかにも、お客様に提供するサービスの料金体系を一部改定するといった見直しも進めています。
―― 今後の展開についてもお伺いします。
西田 やはり、新型コロナウイルスの影響を受けているお客様のサポートが、最重要課題となってくると思います。このようなときは、キャッシュの確保が極めて重要となります。刻々と状況が変化するなかで、顧問先に銀行融資の状況や、納税資金の状況などをお伝えしつつ、社長様の悩みを伺いなから個々に対応していいくつもりです。
―― 本日はお忙しいところをお話をお聞かせいただきありがとうございました。(取材:高井 崇)
西田税理士事務所(東京都西東京市)は、西田秀男氏が代表を務める会計事務所。「お客様とそのご親族や関係者の幸せを守ること」を事務所の目標に掲げ、会計や税務はもちろん、経営戦略や人材育成、リスクマネジメントなどあらゆる面で中小企業をサポートをしている。
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