会計事務所の発展を考える会計人の勉強会
経営的な判断をすると受注すべきだけど
実務的な観点で見ると受注したくない相続税申告。
1発勝負の相続は税額が大きいため、比例してリスクも伴います。
だからこそ
「どこにリスクがあるのか」
「事前に何を対策すべきか」
事前の対策を練ることが必要です。
本講座では、税理士法人チェスター代表の荒巻義宏が講師として
過去に賠償を言い渡された判決事例を挙げながら意外なところに潜むリスクを解説します。
特に問題となる未分割申告、小規模宅地等の特例を中心に
重要論点の”落とし穴”と対処法を網羅的にお話します。
これを知ることで、より安定・堅実な事務所経営が実現可能になります。
本講座で学べること
はじめに
•賠償問題の確率を大幅に下げる2つの必須ポイントとは?
•”人間だからこそ”という本質的特性を生かした仕組み作りの秘訣
•○○が税理士を守ってくれる全てのカギ
ケース1
「遺産が未分割であることについてやむを得ない事由がある旨の承認申請書」の
提出を失念したことにより損害賠償を受けた事例
•交渉の余地を残すためにチェックしておくべき規定
•弁護士マターでお客様とも疎遠になった案件での資料失念の責任所在
•善管注意義務により不利にならないための立証方法と具体的方法
ケース2
「小規模宅地等の特例」の適用宅地の選択を誤り損害賠償を受けた事例
•間違いやすく訴えられやすい小規模宅地等の特例の適用4パターンとは?
•申告期限内に申告をしなかった場合の注意すべき遺産分割要件
•複数の特例対象地を有利な組み合わせで申告したものの特定対象にならない土地が含まれていた場合の対処法
•複数の特例対象宅地があって有利な組み合わせで申告するも後日遺留分減殺請求により特例対象宅地の取得者に変動があった場合の対処法
•複数の特例対象宅地があって有利な組み合わせで申告したが、後日さらに有利な組み合わせがあると判明した場合の対処法
•専門性を高めても意味がない?論点忘れやミスを起こさないためにやるべきこととは
ケース3
「物納・延納」申請の手続きミスで
税理士に約2億円の損害賠償が認められた事例
•賠償を避けるために後日説明責任を果たしたと明確にするために必要な○○とは?
•高度な注意義務を果たしたと1年後にも主張するためには
受講者の声
相続が怖くなるとともに勉強しようと思いました。
荒巻先生がお伝えされている内容はどれもちょっとしたことのミスで損害賠償になった事例です。
神は細部に宿るではないですが、一層勉強をしなくてはと気が引き締まりました。
リスクをリスクと認識できた
お恥ずかしい話、本セミナーでお教えいただいた内容は知らないものが多く、リスクをリスクとして認識できておりませんでした。
だからこそ何がポイントになって、いざという時が起こらないための対処法も分かる大変学びのある講義でした。
ありがとうございました。
相続は年間20件以上やってますが・・
所員が21名いる弊所では、相続の担当者を付けて案件を行っております。
最終チェックは私も行いますが、やはり不安だったので今回の情報を知れた意味は大きかったです。
早速明日から取り入れ、リスクをまとめてチェック項目を作成したいと思います。
講師紹介
相続専門の税理士事務所:税理士法人チェスター代表。
法人案件は受けず、相続案件のみを行う特殊な事務所。現在年間700件以上・累計4,000件を超える相続税申告を扱う。
実務と並行し90名近い事務所をスムーズに回すため実務におけるミスをなくす仕組み作りやリスク管理を行う。
講座受講はDVDで、 15,000円(税込)で可能です。
商品名:⑪3つの相続税の損害賠償請求事例から学ぶ事故要因
収録時間:49 分
発売時期:2017年7月
価格(税込):15,000円
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