2020年3月6日
新型コロナウイルスの影響が広がるなか、政府の方針により、全国の小学校、中学校、高等学校で一斉臨時休校が始まっている。臨時休校は、特に小学生の子供を持つ親には多大な影響があり、全国各地の働く現場で、さまざまな取り組みが模索されている。
イワサキ経営グループ(静岡県沼津市)では、文部科学省が一斉臨時休校の通知を出した2月28日に、沼津本社と静岡支社のいずれでも、子連れ出勤を許可し、社員の子供を受け入れる体制を整えた。(写真はイワサキ経営のオフィスで過ごす社員の子供たち。イワサキ経営提供)
現在は、最大で5名の子供が親に連れられて来社しており、朝は社員が掃除をする姿を見て、自発的に掃除に参加しているという。子供たちは学校も学年も違うが、すぐに仲良くなり、日中は一緒に宿題をこなしたり、動画を視聴したり、ゲームで遊んだりしている。
休み時間には、親以外の社員も、子供のいる部屋に顔を出している。なかには自分の子供や孫が使わなくなったおもちゃを持参する人もおり、子供たちを通じた交流の輪が広がっている。
子連れ出勤の取り組みは好評で、社員からは「今朝は小4の娘、6時にお父さんと会社へ出勤致しました。 急に学校が休みになり、戸惑う子供たちのために行動する素早さに驚きとありがたさを感じます。」(Facebookより引用)といった声が寄せられている。
今回の取り組みについて、株式会社イワサキ経営の吉川正明社長は、「当社の経営理念は『社員第一主義』です。新型コロナウイルスという大きな問題に直面し、何人かの社員がすでに困ってるという声を聞いたため、迷うことなく子供たちの受け入れを決断しました」と述べている。(取材:加藤 剛)
イワサキ経営グループ(静岡県沼津市)は、昭和48年開業の老舗会計事務所。「経営と、人生と、地域の力になる。」という言葉を掲げ、社員第一、顧客満足、地域貢献を理念に事業を展開している。
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