2020年4月21日
新型コロナウイルス感染症が中小企業の経営に深刻な影響を与えるなか、顧問先対応に奮闘する林竜太郎税理士事務所(埼玉県川越市)の林 竜太郎先生にお話を伺った。
── 新型コロナウイルス感染症の影響が深刻化していますが、今年の確定申告業務はいかがでしたか。
林 当事務所のお客様のなかにも、新型コロナウイルス感染症の影響が出ているところがあります。そのような事情もあり、一部のお客様は、例年よりも資料を頂くのに時間がかかり、申告業務が長引きました。確定申告期間が延長されたのはありがたいことだったと思います。
ここ埼玉県でも感染拡大が止まらない状況ですので、事務所での対策にも気を遣っています。手洗い、うがい、マスクの着用、消毒を徹底しています。
── 感染症拡大の影響を受けた顧問先からの問い合わせは増えていますか。
林 確実に増えています。なかでも日本政策金融公庫への融資申請、書類提出方法についての相談が、3月から急増しています。
── 新たな顧問先向けの支援策などは検討していますか。
林 政府による中小企業向けの緊急支援策は随時改定されており、先日もさらなる支援策が閣議決定しました。当事務所はそのような情報収集に力を入れており、お客様には適切な情報提供に努めたいと思っています。
また、当事務所には税理士以外にも社会保険労務士が所属しており、雇用調整助成金の特例措置について、お客様からの相談に対応しています。先日も社労士を講師に、私を含めた職員向けのセミナーを行い、所内での情報共有を強化しました。
感染症拡大がいつ収束するのか見通せない状況ですから、社長さんが抱える不安は相当なものだと思います。このようなときに、社長さんの相談にしっかりと対応するのが税理士の使命だと思っていますので、全力でご支援をしていくつもりです。
── 本日はありがとうございました。林竜太郎税理士事務所のご発展を祈念いたします。
林先生は、中小企業経営者の相談にとことん付き合うことで知られている方です。顧問先からの信頼も厚く、経営者向けセミナーや小学校での租税教室など、地域に根差した啓発活動にも熱心に取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症の拡大が、地域の中小企業に与える影響を心配されており、会計人としてできる限りのサポートをしたいと仰っていました。(高井 崇)
林竜太郎税理士事務所は埼玉県川越市に拠点を構える会計事務所。税務顧問だけでなく、融資支援、クリニック開業支援、相続・贈与、税務のセカンドオピニオンなど、幅広いサービスを提供している。所長の林 竜太郎先生は、中小企業にとって親身な税理士であることを信条に、顧問先支援に取り組んでいる。
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