1月27日、合同会社デロイト トーマツ(東京都千代田区)主催による「SAMURAIフェス アフターイベント」が新東京ビル(東京都千代田区)で開催された。本イベントは「会計事務所の未来を考える」をテーマに、全国各地から士業関係者が参加し、将来を見据えた経営戦略について理解を深める機会となった。
冒頭では、同社ディレクターの宮川文彦氏が登壇し、「シナリオ・プランニング」を用いて2035年の会計業界の可能性を提示した。「ウェットな関係」「資格消滅」「Big X」「プラットフォーマー」という4つの未来像を示し、複数の可能性に備える重要性を説いた。あわせて、AI・IT活用の見直し、顧客情報管理の高度化、M&Aや外部連携の強化など、今後の経営に必要な視点が示された。
日本クレアス税理士法人グループによる経営統合事例では、代表の 中村 亨氏と高崎本部の本部長を務める植松聖美氏が登壇し、統合の背景や統合後の成果について紹介。専門サービスの強化や人材育成面での効果が語られ、参加者の関心を集めた。
また、税理士法人中山会計代表社員税理士・社長の小嶋純一氏は、顧客情報の共有やCRM活用を軸とした組織運営について紹介し、実務に直結する示唆を提示した。
後半では、デロイト トーマツ smooth株式会社の葛西隼也氏がSaaSを活用した業務可視化の取り組みを解説。また、デロイト トーマツの公文貴士氏は成長戦略型M&Aの動向と支援サービスについて紹介した。
本イベントを通じて、会計事務所が持続的に成長するためには、将来構想と実行体制の両立が不可欠であることが示された。デロイト トーマツは、戦略設計からDX、M&A、人材育成までを一体的に支援し、業界の発展を後押ししている。
本編終了後の懇親会では、主催者、講師、参加者が一堂に会し、活発な意見交換や情報共有が行われるなど、終始有意義な交流の場となった。
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