日本M&A協会 2024年度全国理事総会

株式会社日本M&Aセンター

ビジネスレポート

株式会社日本M&Aセンター(東京都千代田区)は、10月15日に鉄鋼ビルディング(東京都千代田区)で、日本M&A協会の2024年度全国理事総会を開催した。

第1部では、日本M&A協会の理事会員が参加する全国理事総会が開催され、並行して顧問先企業向けの事業承継セミナーも開催された。第2部では、理事会員と顧問先が一緒に参加する成長戦略セミナーが開催された。

第1部の全国理事総会では、はじめに日本M&A協会理事長の岩永經世氏(IG会計グループ代表)が挨拶をした。

続いて、日本M&Aセンター代表取締役社長の竹内直樹氏が、「会計事務所と共に行うM&A」というテーマで講演を行った。

本講演では、日本M&Aセンターの新社長である竹内氏が登壇し、同社の今後の方針を発表した。

このなかで、同社が今年度から11チャネル制に移行することが発表された(会計、地銀、証券、メガバンク、法人、ダイレクト、成長戦略、業界再編、ヘルスケア、九州、特務)。なかでも会計事務所を対象とする会計チャネルは、顧客に最も喜ばれるM&Aが実現できるチャネルであり、理事会員の先生方と一緒に安全・安心なM&Aの提供に努めたいという方針が述べられた。また、M&Aの動向、成約事例などが紹介された。

次に、日本M&Aセンター コンシェルジュの和田梨沙氏が、「手紙 ︱︱拝啓、会計事務所の先生へ」というテーマで講演を行った。

和田氏は、M&Aによる受託を行った会計事務所の事例紹介などを行った。

続いて、日本M&Aセンター コンサルタント戦略営業部(税理士法人あさひ会計出向)の近藤直暉氏が、「M&Aコンサルが会計事務所に出向︱︱リアルな現場はこうだった」というテーマで講演を行った。

近藤氏は、税理士法人あさひ会計に出向した様子を紹介し、M&A業務で直面した課題の解決にどのように取り組んでいるのかを発表した。

次に、日本M&Aセンター執行役員 会計チャネル統括部長の上夷聡史氏が、「会計事務所の成長戦略」というテーマで講演を行った。

上夷氏は、会計事務所のオーガニック戦略の付加価値業務としてのM&A支援、会計事務所自身によるM&Aを活用したレバレッジ戦略などについて発表した。

レバレッジ戦略の講演のなかでは、会計事務所自身のM&Aに特有のポイントや、具体的な事例なども紹介された。

その後会場を移動し、顧問先も参加する第2部が開催された。

第2部では、株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長の岡田武史氏(元サッカー日本代表監督)が、「チームマネジメント︱︱今治からの挑戦」というテーマで講演を行った。

次に、日本M&Aセンターの竹内氏が、「誰と組むかを考える成長戦路型M&A」というテーマで講演を行った。

第2部終了後は、竹内氏の社長就任披露パーティを兼ねた懇親会が開催された。

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セブンセンス税理士法人の大野修平氏
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