8月6日にプラサヴェルデ(静岡県沼津市)で、イワサキ経営グループ(本社:静岡県沼津市)の第54期経営計画発表会が開催された。リアルとオンラインのハイブリッド形式にて開催され、社員に加え多くの外部参加者も含む計120名が参加した。
創業53年を迎えるイワサキ経営グループが毎年全社員参加型で実施するこの発表会は、単なる報告の場にとどまらず、経営の方向性を明確にし、未来の成長を確実にするための戦略的な機会となっている。発表会後には、代表による特別講演も行われた。
発表会は二部構成で進行した。第一部の経営計画発表会では、取締役の高島正明氏が開会宣言を行った。続いて代表取締役社長の吉川正明氏がコーポレートデザインの発表を行い、その後、常務取締役の菊地晃氏が重点目標・会社方針・ルールについて説明した。次に、税務会計部門、相続部門、FP部門、DX部門、営業企画部門、人財育成部門、不動産部門、税理士チームの各部門がそれぞれの決意表明を行った。さらに、「第54期IWASAKI AWARD」の表彰式が執り行われ、社員の功績が称えられた。新入社員紹介が行われたあと、来賓紹介があり、静岡銀行沼津駅北エリア統括店長兼沼津金岡支店長の澤木恒也氏が来賓挨拶を述べた。第一部は取締役の山本英志氏による閉会宣言で締めくくられた。
第二部の特別講演では、吉川氏が「経営計画発表会の真価とは? 計画を行動に変え、組織を成長させる」と題した講演を行った。講演のなかで吉川氏は、経営計画発表会が企業の未来を共有し、組織の一体感を高める重要な機会であると強調し、発表会に向けた準備や経営計画書の作成プロセスを解説した。また、計画を実行に移すための戦略や戦術の立案・実践方法が紹介され、経営者が組織の成長を促し、経営計画を成果につなげるための具体的なヒントが伝えられた。(取材:江面洋治)
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