10月8日・9日に、JPA総研経営参与グループ(東京都千代田区)が東京・東北の各支社で、「第41回秋季大学」を開催した。
同グループは、日本パートナー税理士法人、日本パートナー社会保険労務士法人、日本パートナー行政書士法人、株式会社日本パートナー経営参与事務所などで構成されている。今回のメインテーマは、「スピード・正確さ・真剣さ」の3Sの推進と、AI活用による高付加価値業務としての経営参与の推進である。
1日目は、開校式、同グループ代表で秋季大学名誉学長の神野宗介氏による基調講話、成功体験発表大会などが行われた。神野氏は、「TKC全国会フロントランナーとして」をテーマに、申是優良会社100%達成と経営参与会社100%達成の2大業務を確立し、日本一の経営参与グループを目指すと述べた。あわせて、24歳で創業してからの歩みと、黒字化経営指導を進めながら東京と東北に拠点を築いてきたことを振り返り、「経営参与事務所をTKC全国会で本物にする」と語った。
成功体験発表大会では、各支社・各法人の31名が1人6分で実践事例を発表した。おもな内容は、金融機関を交えた中期経営計画による資金繰り改善、民事再生の危機から顧問先を救った経営参与、相続人13人に及ぶ二次相続対策、訪問介護事業所の再生、FX4クラウドを活用した日次資金繰りの見える化など。発表者は最優秀賞・優秀賞・努力賞で表彰された。
2日目は4つの分科会に分かれて討議し、それぞれ成果を発表した。テーマは「AIエージェントを駆使した巡回監査の新化」「社外重役としての経営参与業務の進化と深化」「AI時代の社会保険労務士の役割と人財育成」「行政書士の継続顧問拡大と事前相続対策の強化」。
閉校式では、初参加者6名が参加者を代表して挨拶した。
税理士・社会保険労務士・行政書士が一体となって顧問先を守る姿勢と、AIを業務品質の向上に結びつけようとする組織的な取り組みが印象に残る大会となった。
