本郷孔洋氏×山根陽介氏の特別対談
プログラムの目玉は、16時5分から1時間にわたる特別対談「変わり続ける税理士業界、その先を読む」だ。登壇するのは、辻・本郷グループ会長の本郷孔洋氏と、税理士法人山根総合会計事務所代表税理士の山根陽介氏。
本郷氏は2002年に辻・本郷 税理士法人を設立し、理事長として国内最大規模の税理士法人に育て上げた。また、全国の有力会計事務所17社が発起人となって2024年12月に設立された一般社団法人会計事務所連携協議会(会計連)の初代理事長も務める。
山根氏は大学卒業後に辻・本郷 税理士法人に入所して実務を積み、2013年に地元・広島で独立した。社外CFOとしての財務戦略立案や相続・事業承継まで手がける。代表を務める同事務所はコンサルタント60名体制で、広島を中心に北海道から沖縄まで顧客を支援している。時代の先頭を走る2人の会計人が、業界の変遷から垣間見える、会計事務所の次なる役割を探る。
これからの会計事務所に求められる役割は何か
対談では3つの論点を掘り下げる。1つ目は、AI・テクノロジーの進化や顧問先のニーズの変化を踏まえ、これからの会計事務所に求められる役割。2つ目は「企業には社外CFO」。財務戦略・資金調達・M&A・事業承継など、税務・会計の枠を超えて経営者の意思決定を支える可能性を、本郷氏の視点から紐解く。3つ目は「オーナーにはファミリーオフィス」。企業経営だけでなく経営者個人や一族の資産まで、会計事務所が経営と資産の双方に伴走する顧問先支援のこれからに迫る。
IFAとの連携で実現する会計事務所の付加価値業務
休憩をはさんだ17時15分からは、主催のファイナンシャルスタンダードから2人が登壇する。不動産鑑定士で、同社の不動産事業部を立ち上げた執行役員・不動産部長の福田伸二氏が「海外不動産を活用した富裕層提案の新しい形」について解説。続いて取締役の蒲谷晃広氏が「会計事務所×IFAで実現する、新たな顧問先支援」と題し、連携事例から、これからの価値提供を考える。
ファイナンシャルスタンダードは、資産運用のアドバイスを行う独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)で、提携する税理士法人は500社以上にのぼる(2026年3月時点、同社調べ)。対談に登壇する山根氏の事務所も、提携先の一つだ。同社の事例紹介で山根氏は、IFAとの連携によって税理士だけではできなかった資産運用の具体的な提案ができるようになり、他事務所との差別化に加え、顧問先の満足度が高まることで顧問料の引き上げも可能になると語っている。
自事務所の未来を考える機会に
当日は16時の開会挨拶で始まり、対談とセミナーはガーデンコート5階のアリエスの間で17時50分まで(開場は15時30分)。18時からはシリウスの間に移り、18時50分まで交流会を開く。
主催者は、顧問先の資産運用・保険・不動産・相続など幅広い資産課題への対応や、IFAとの連携を活かした顧問先支援、他の会計事務所・税理士との情報交換に関心のある人に、参加を呼び掛けている。
本郷氏と山根氏の「師弟対談」が直接聞ける場として、注目を集めそうだ。
申し込みは、専用のフォームから受け付けている。複数名で参加する場合は、1名ずつ申し込む。
