税理士のための『中小企業事業承継講座』

メッセージ

玉越先生

国の後押しもあり直近10年間で事業承継施策は充実してきたものの、経営者の高齢化に歯止めはかからず、経営者の平均年齢は年々高齢化し2021年で62.8歳まで上昇しています(2021年中小企業白書)。また、廃業を選択する企業の5割以上が直近決算が黒字で、価値ある事業が喪失しています。

このまま事業承継が進まず事業者が廃業を選択した場合、2016~2025年の10年間で累計127万件の企業が廃業し、650万人の雇用、22兆円の付加価値が失われると推計されています(2017年経済産業省)。
事業承継は、大別して(1)親族内承継、(2)従業員承継(企業内承継)、(3)第三者承継(M&A)の3つの選択肢があります。
(1)においては事業承継税制を選択するかどうかが重要で、それに先立ちグループ内組織再編を実施することも多いです。また(1)(2)では3年以上かかると言われる後継者への事業承継のため後継者教育も重要な要素です。
本講座では、取引先の事業承継問題について、実務経験豊富な講師が、顧問税理士等にとって必要不可欠な知識を提供いたします。
取引先の事業承継問題は緊喫の課題です。 取引先の事業承継問題に悩む税理士事務所と事業承継問題に特化した講師が一緒になって、取引先の事業承継問題に取り組むことができればと考えています。
株式会社YUIアドバイザーズ 代表取締役
税理士 玉越賢治
講座一覧