テクノロジーを活用して顧問先の「経理の合理化」を推進するひなた会計事務所の取り組み

ひなた会計事務所所長の日向雅之先生
ひなた会計事務所(日向雅之税理士事務所)は、宮城県仙台市で開業20年目を迎えた会計事務所である。「無駄な帳簿を廃止して、経理の合理化を支援する」ことをコンセプトに掲げ、そのために必要な仕組みやツールを自ら導入・体験したうえで、顧客にサービスとして提供している。所長の日向雅之氏は、27歳で税理士試験に合格し、30歳で独立。平成14年の開業当初からパソコン会計を導入し、いち早く事務所のホームページを開設して顧問先を拡大してきた。現在も、顧客のさまざまなニーズに対応すべく、積極的にテクノロジーを活用している。本稿では日向氏に、これまでのさまざまな取り組みや今後の展望についてお話を伺った。(撮影 市川法子)
20代で資格を取得し30歳で独立開業
―― 本日は、ひなた会計事務所(日向雅之税理士事務所)の代表である日向雅之先生にお話を伺います。
まずは、日向先生が税理士を志したきっかけを教えてください。
日向 税理士を目指そうと決心したのは、高校生の頃です。当時の私は自分の進路について、まず大学に進学し、卒業後は就職して働くというイメージを持っていました。そして、どのような働き方をしたいかまで考えてみて、私が出した答えは「とにかく社長になりたい」という漠然としたものでした。
さらに、高校生の浅はかな知識で「どうしたら社長になれるのか」を考えると、「資格を取得すれば、独立開業ができ、小さいながらも社長になれるらしい」ことが分かりました。資格にもさまざまな種類がありますが、私に向いていそうなのは税理士だと感じ、その道を目指すことにしたのです。
―― 資格の勉強はいつ頃始めたのですか。
日向 本格的に勉強をスタートしたのは、大学生のときです。入学した東京の大学の同じクラスに、たまたま税理士の息子がいました。2代目として事務所を承継することが決まっていた彼は、「今どきは、専門学校に通わなければ税理士になれない」と教えてくれました。
そこで、大学と並行して専門学校に通う「ダブルスクール」を始めたのです。
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