11月17日と18日に、ホテル日航金沢とホテル金沢(いずれも石川県金沢市)で、TKC全国会(事務局:東京都新宿区)が、入会3年未満の若手会員を対象とする「TKCニューメンバーズフォーラム2022」を開催した。3年ぶりとなるリアル開催当日は、TKC会員以外の税理士、公認会計士も含めて約800名が参加した。
今年のテーマは「その挑戦が社会を動かす!ともにつくろう税理士の未来を」。中小企業の黒字化支援をはじめ、インボイス対応、自計化推進、関与先拡大、人材教育・採用などの講演やディスカッションが行われた。
初日はニューメンバーズ表彰式が行われたあと、TKC全国会会長の坂本孝司氏が「未来に挑戦するTKC会計人」と題して全国会会長講演を行った。坂本氏は簿記・会計の重要性やそのポイントを先覚者の言葉をもとに紐ひも解と きながら税理士の4大業務をいかに実践すべきかを解説。
また多くの若手会員が課題にあげる関与先拡大手法について、自らの経験も交えながら紹介した。
続いて、4つの分科会が開催された。第1分科会のテーマは「この3年間の関与先拡大事例公開! ―関与先ゼロ開業の私が成功した手法はこれだ!」、第2分科会のテーマは「証憑のデジタル化・仕訳入力ゼロはここまできた! FXクラウド活用徹底研究―私たちの監査、経営者の業績確認が大きく変わる」、第3分科会のテーマは「実演! 本質的アプローチが、関与先の納得、職員のやる気を引き出す!」(ロールプレイング形式)、第4分科会のテーマは「これからのスタッフ採用!―生き生きと働ける職場づくりと社員教育」。
2日目は飯塚 毅TKC全国会初代会長講演録によるビデオ研修のあと、株式会社TKC代表取締役社長の飯塚真規氏が「TKCの経営戦略」と題して基調講演を行った。飯塚氏は、中小企業を取り巻く経営環境が著しく変化するなかで、変動損益計算書を活用した黒字決算支援のあり方や、金融監督指針の改正による経営者保証を徴求しない融資の方向性、巡回監査と書面添付ならびに経営助言とTKCモニタリング情報サービス実施の重要性がさらに高まっている点などを報告した。
続いて、「その挑戦が社会を動かす! ともにつくろう税理士の未来を」というテーマでパネルディスカッションが行われ、事業継続に苦しむ中小企業への伴走型支援、電子インボイスへの対応、これからの会計事務所経営の選択肢、会計人として進むべき方向性について意見交換が行われた。コーディネーターは望月慎一郎氏(TKC静岡会)、パネリストは渡邉義道氏(TKC東・東京会)、秋元 学氏(TKC神奈川会)、清水博文氏(TKC中国会)。
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