パートナーCFO養成塾第7期開催報告

一般社団法人日本パートナーCFO協会

ビジネスレポート

一般社団法人日本パートナーCFO協会(東京都千代田区。代表理事:高森厚太郎氏)が運営する「パートナーCFO養成塾」第7期が終了した。本講座は、運営を担当するプレセアコンサルティング株式会社(東京都千代田区)の協力のもと、中小・ベンチャー企業における経営者の右腕として活躍する「パートナーCFO®」を広く普及させ、経営管理の専門人材を育成することを目的としている。パートナーCFOは、単なる経理や財務の専門家を超え、経営企画、資金調達、組織マネジメントなど経営全般を担う、社外ナンバー2の役割を果たす存在である。

2024年6月下旬にスタートした第7期は、東京リアルクラスとオンラインクラスの2形式で開講された。11月28日にオンラインクラス、11月30日に東京リアルクラスがそれぞれ最終日を迎え、6カ月間のプログラムが成功裏に終了した。今回の受講者は首都圏を中心に、日本全国各地や海外(インド)からも集まり、多彩なバックグラウンドを持つ30名以上が参加した。

参加者には、公認会計士や税理士、中小企業診断士といった士業のほか、中小・ベンチャー企業の経営企画や経営管理の経験者、CFO経験者、金融機関出身者、さらにはM&Aの専門家など、各分野で高い専門性を持つ人々が名を連ね、既に社外CFOとして活躍している人も含まれていた。

プログラムは「インプット」と「アウトプット」の両面から構成され、パートナーCFOとして必要な知識やスキルを21時間の動画講義で体系的に学んだうえで、実践的なワークショップが全6回にわたり行われた。また、受講者には「フルサポートプラン」も提供され、習得した知識を現場で活用するためのサポートが充実している点も特徴だ。

修了生は「認定パートナーCFO」として日本パートナーCFO協会に所属することができる。日本パートナーCFO協会では修了生限定の「パートナーCFOコミュニティ」を運営しており、Facebookグループやメーリングリストを通じて最新事例やツールの共有、相談が可能である。

また、毎月開催される「P-CFOサロン」では外部スピーカーやメンバーによる事例やノウハウのプレゼンテーション、最新情報のディスカッションが行われるほか、「研究会活動」として中小財務、ヒト組織、IPOなどのテーマで研鑽の場が提供されている。これらの取り組みを通じて、修了生がさらなる成長と活躍を続けられるよう、継続的にサポートを行っている。
次回の第8期は2025年6月に開講を予定している。

https://p-cfo.or.jp/what-is-p-cfo/

bmsニュース
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