上部写真は会計事務所M&Aコンソーシアムに参加している会計事務所の皆さん
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(東京都千代田区、以下、「DTFA」)は、12月3日に御堂筋税理法人(大阪府大阪市)のセミナールームで、会計事務所M&Aコンソーシアムの第12回定例勉強会を開催した。
DTFAマネジャーの宮前直征氏がコンソーシアムの活動報告や具体的な案件の紹介を行った。
さらに、税理士法人滋賀総合会計代表の堀井 慧氏が滋賀県におけるスモールM&Aの取り組みについて解説し、税理士によるM&A支援の活性化についてディスカッションをした。
最後に、DTFAシニアコンサルタントの三枝真也氏が、医業承継(第三者承継)の基礎知識やオリジネーション、キーファクター、専門家選定のポイントについて講演を行った。
その後は懇親会も行われ、盛況のうちに幕を閉じた。
DTFAの会計事務所M&Aコンソーシアムについて
会計事務所M&Aコンソーシアムは、中小企業の事業承継問題を解決するための任意団体である。
全国の会計事務所が連携し、事業承継ニーズに迅速に対応する体制を整えることで、手数料の問題で金融機関やM&A専門会社が対応できていない地域の中小企業の廃業を防ぎ、地域社会の活性化を目指している。
DTFAが主軸となり、専門家ネットワークの構築やFA業務効率化ツールの提供、さらには全国的なマッチング機能の強化を進めている。
現在は近畿、中国、四国エリアを中心に活動しており、14の理事会員メンバー事務所と64の地域別一般会員事務所が参画している(前ページ写真はコンソーシアムに参画している会計事務所の先生方)。
今後はDTFAが運営するマッチングサイト「M&Aプラス(https://ma-plus.fa-pfm.deloitte.jp/)」の既存会員である全国400件以上の会計事務所にも、順次本コンソーシアムの活動を拡げる予定としている。
理事会員のお二人から次のコメントをいただいている。
ミカタグループ 総代表 柴田 昇氏は、「発足当初から会計事務所M&Aコンソーシアムの活動に関与させていただいており、心より感謝申し上げます。西日本のさまざまな会計事務所の皆様と交流することができ、各地域の行政や金融機関の動向にあわせたM&A業務への取り組みを共有しあうことで、弊所のM&A業務にもさらなる深みが増したことと感じております。また、DTFAのミドルマーケット部門やクリニック担当の方からのM&A実務に関する研修なども含まれており、M&A実務担当者にも非常に勉強になる内容でした。事業承継に困っている企業を救うためには、中小企業にとって一番の相談相手である会計事務所がM&A支援に取り組むことが非常に重要であると考えています。このコンソーシアムの取り組みを通じてM&A支援を行う会計事務所が増えることを期待しております」と述べている。
御堂筋税理士法人グループ代表 CEOの才木正之氏は、「本コンソーシアムは、会計事務所業界にとって、とても意義深いと考えています。弊社も5年前に事業承継コンサルティングの発展形で、M&Aサービスをグループ内で実行する意思決定をいたしました。現在では、6名の専任者でサービス提供をさせていただいております。2024年度内にも弊社の法人クライアントの譲渡案件に伴走させていただき、クライアントからも『御堂筋さんにサポートしてもらえて安心して進めることができました』とお声をいただいております。今後もM&A案件は増えるとの市場観測があるなか、数ある士業の中でも一番身近で中小企業に関与している税理士がクライアントに寄り添ったM&Aサービスを実施することを、クライアントも望んでいると確信しています。今後、本コンソーシアムが起点となり、会計事務所がM&Aサポート業務に積極的に取り組めることを願っております」と述べている。







