近年、DEI〔Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂性)〕の推進が世界的に注目されている。企業の持続的成長や社会的責任の観点からも、DEIの実践が重要視されるなか、フリー株式会社(東京都品川区、以下「freee」)は2月25日に「数字でみるスモールビジネスとDEI」と題した報道関係者向け勉強会をオンラインで開催した。
講師は、同社の金融渉外部長兼スモールビジネス総合研究所所長である小泉美果氏。
まず、「なぜfreeeが社会全体のDEI推進に取り組むのか」では、企業の成長と公平性の両立の重要性を指摘。特に中小企業における女性の活躍機会の現状について、統計データを交えながら説明した。
続く「日本のジェンダーの現在地」では、OECDのデータを基に、日本がG7諸国のなかで最もジェンダーギャップが大きいことを指摘。
企業役員や起業家における女性比率の低さなど、経済分野における課題が浮き彫りとなった。
また、「数字でみるスモールビジネスとDEI」では、スモールビジネスの女性役員・管理職の割合を紹介。スモールビジネスとは、従業員数1〜300名の法人を指す。従業員数11〜20人規模の企業ほど女性役員比率が高い傾向があるが、全体の管理職比率は依然として低く、課題が残ると指摘した。
小泉氏は「多様な視点が企業の競争力を高め、社会に好影響をもたらす」と述べ、政策支援や企業文化の変革が不可欠であると強調した。本勉強会を通じ、DEI推進の重要性が改めて示された。
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