10月17日、ホテルイースト21東京(東京都江東区)にて、「MMPG全国誠志会事例発表大会」が開催された。会場とオンラインを合わせて約200名が参加し、7つのグループが成果を披露した。会計事務所のDX推進や人材育成制度、医療機関の収益改善、AIによる財務・原価分析など、実務に直結するテーマが幅広く取り上げられた。
MMPG(メディカル・マネジメント・プランニング・グループ)は、医療・福祉・介護分野に特化した全国規模の会計事務所ネットワーク。そのなかで設立された「誠志会」は、若手職員を中心に事例研究と発表を通じてスキル研鑽と横のつながりを強化しており、本大会はその集大成にあたる。
午前から熱心な議論を重ね、午後の発表では寸劇やシミュレーションを交えた工夫も見られた。投票の結果、優勝は「人材活用・人材育成チーム」。新たな評価制度を導入し、人材定着を図る提案が高く評価され、川原理事長から賞金が授与された。準優勝は「顧問先の経営支援チーム」、第3位は「顧問先の付加価値業務の強化チーム」、特別賞には「DX推進と生産性向上チーム」が選ばれ、それぞれ特色ある発表で会場を盛り上げた。
表彰式後の総括では、川原理事長が「全てのチームの発表に感動し、MMPGの未来は明るい」と称賛した。西迫会員支援委員長は「AI時代だからこそ人と人のつながりを大切に」と語り、経験とネットワークの共有こそがMMPGの強みであると強調した。
今回の大会で示されたさまざまな事例は、会計事務所や医療機関のみならず、組織の成長戦略や顧客サービスの質向上の示唆に富んでいた。AIの発展と並行して、人の経験とつながりをどう活かすか──その問いかけこそが本大会最大の成果といえるであろう。
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