今日の会計業界ニュース
2026年9月15日 14時00分更新(平日毎日更新)
聴く会計業界ニュース
国税庁、取引相場のない株式の評価見直しの骨子を公表 規模別の評価体系を廃止し一本化する案
国税庁は9月11日、8月20日に開いた「取引相場のない株式の評価に関する有識者会議」(第5回)の議事要旨とあわせて、当日の机上配付資料「取引相場のない株式の評価の見直し(骨子)」を公表し、会社規模に応じた評価体系を廃止して評価方式を原則一本化する案を示した。一般の評価会社には、規模にかかわらず企業価値の総額を算定するインカムアプローチとして、帳簿上の純資産を基礎に数年分の超過収益を加減する「残余利益モデル」を原則的評価方式に据えるとしている。
- 取引相場のない株式の評価の見直し(骨子) 国税庁・2026年9月11日
日商、事業承継の実態調査を公表 株式評価額1億円以下の対象企業の51.5%が事業承継税制を知らず
日本商工会議所は9月11日、「事業承継に関する実態アンケート」の調査結果を公表し、代表者が60歳以上で親族内に後継者(候補)がいる企業のうち、株式評価額が1億円以下の237社では51.5%が事業承継税制を知らなかったとした。株式評価額が1億円超の314社では、事業承継税制の特例措置を適用または検討している割合が計30.3%だった。
- 「事業承継に関する実態アンケート」調査結果 日本商工会議所・2026年9月11日
中京会計、第20期の経営指針発表会を開催 事業承継と後継者育成の講演も
中京会計は9月14日、第20期経営指針発表会(9月5日開催)の報告を公開した。亀井英孝氏が「正しい事業承継と後継者育成の進め方」と題して講演し、代表社員の伊藤圭太氏が前期を振り返り、第20期の経営指針を発表した。
freee、「freee-mcp」を「freee開業」に対応 AIとの対話で開業届を作成
freeeは9月14日、外部のAIからfreeeのサービスを利用できる「freee-mcp」が「freee開業」に対応したと発表した。AIとの対話で開業届や青色申告承認申請書の作成を進められ、PDF出力や電子申請(e-Tax)はWeb版の「freee開業」とスマートフォンアプリで行う。
5代目グループ代表と経営陣に訊く 日本経営グループの今と未来
日本経営グループ(大阪府豊中市)は、会計事務所を母体とし、医業経営コンサルティングを強みとする日本最大級の専門家集団である。同グループは創業者である故・菱村和彦氏の理念を継承し、人づくりを経営の根幹に据えている。
RPAロボットとともに描く会計業界の未来像
RPAロボットの開発・運用管理を主軸に会計事務所と顧問先のDXを支援するアシモフロボティクスの藤森恵子代表と、同社のロボットで組織力とサービス品質の向上を図る日本クレアス税理士法人グループの中村亨代表が、RPAの導入プロセスや活用法、思い描く未来像を語り合った。
Xの会計業界トレンド
飲食料品に係る消費税率の引下げを巡る実務議論
税理士や会計事務所の実務家の間で、令和9年4月1日から2年間、飲食料品に係る消費税率を1%とする方針を巡り、複数税率の区分や請求書の記載、レジと帳簿の準備を心配する投稿が相次ぐ。外食と持ち帰りの扱いの差や簡易課税の選択に触れる議論も見られる。顧問先へ早めに案内する必要があるとする声が目につく。
2割特例の適用期間と簡易課税への移行
会計事務所周辺では、2割特例の適用期間を意識した投稿が目につく。適用できるのは令和5年10月1日から令和8年9月30日までの日の属する各課税期間で、個人事業者は令和8年分の申告までが対象となる点を確認する動きが見られる。翌期の簡易課税制度の選択を検討する声も相次ぐ。
XのAIトレンド
GPT-6 AstraとCodexの利用枠を巡る実務の声
GPT-6 AstraをCodexやChatGPT Workで回すと、短時間で利用枠が尽きるという不満が実務家の間で相次ぐ。仕事を最後まで進められるという評価は広がる一方、枠が切れたあとに安いモデルへ切り替える使い分けが語られる。毎回いちばん高いモデルに頼らない運用が、現場の常識になりつつある。
DeepSeek-V4.1-Flashの値下げとコスパ評価
DeepSeekは9月10日にDeepSeek-V4.1-Flashを公開してAPI料金を引き下げ、当初は14日から「V4 Pro」宛ての利用をFlashに回すとしていたが、その後、利用者の要望を受けてV4 Proの提供を従来の課金のまま続けると改めた。処理の単価が抑えられるという評価が広がり、枠が減りにくい、GPT-6 Astraのあとで続きを任せる、といった使い方が目につく。仕事ごとにモデルを分ける流れが、実務の会話の中心になっている。
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
The Billions Club顧問(SMCグループ創業者)曽根康正氏の大人気連載。会計事務所経営の要諦を理論と実践の両面から徹底解説。

会計事務所のカスタマージャーニー
2026年9月号売上を必ず増やす2つの戦略
2026年8月号成長のためには合理的が非合理的、非合理的が合理的
2026年7月号会計事務所のサービス内容と料金
2026年6月号なぜ、会計事務所なのか?
2026年5月号会計事務所の動き
ROJグループ、東京オフィスを港区海岸へ移転
税理士法人ROJを含むROJグループは9月7日、東京オフィスの移転を発表した。移転先は東京都港区海岸1丁目の宮崎ビル5階で、業務拡大とサービス体制の強化を目的としている。
SBI辻・本郷M&A、不動産3社の事業承継支援事例を公開
SBI辻・本郷M&Aは9月4日、不動産賃貸管理などを営む関東の3社の事業承継事例を公開した。同社が売り手側の助言を担い、辻・本郷税理士法人と連携して会社分割の手続きにも対応したとしている。
オルウェーブグループ、無道路地の通路部分算出技術で特許取得
山形市のオルウェーブグループは9月3日、無道路地の通路部分を簡易に算出する装置・評価システム・プログラムについて特許を取得したとグループサイトで発表した。特許番号は特許第7910749号で、同グループはオルウェーブビジネス、オルウェーブ税理士法人、オルウェーブ不動産鑑定など5つの法人・事務所で構成する。
アテナ税理士法人、タイ進出・現地子会社支援でBizWingsと提携
アテナ税理士法人は9月3日、タイ・バンコクのBizWingsと連携し、日本企業のタイ進出や現地子会社の会計・税務相談に対応する体制を整えたと公表した。BizWingsは同法人所属の倉地準之輔税理士が2015年に設立し、代表を務める。
プロゴ税理士事務所、ふるさと納税の上限額シミュレーターを案内 令和8年分の改正に対応
プロゴ税理士事務所は9月1日、令和8年分の改正に対応した「ふるさと納税 上限額シミュレーター」を案内した。給与収入などを入力すると令和8年分の寄附に係る上限額の目安が分かるとしており、所得税は令和8年分、住民税は令和9年度分の制度で計算し、改正で上限額が下がる場合もあるとしている。
RSM汐留パートナーズ、税務パートナー2人と上席執行役員・執行役員各1人が就任
RSM汐留パートナーズは9月1日、税理士法人のパートナー2人と、グループ会社の上席執行役員・執行役員各1人の就任を発表した。国際税務や西日本・中華圏の案件への対応体制を強化するとしている。
会計事務所向けサービスの動き
FCE、「ロボパットAI」の導入企業数が2,200社を突破
FCEは9月14日、AI搭載の業務効率化ツール「ロボパットAI」の導入企業数が9月11日時点で2,200社を超えたと発表した。プログラミングの知識がなくても普段のパソコン操作の延長でロボットを作れることが特長で、導入企業の担当者向け「ロボパットマスター認定プログラム」の認定者は9月時点で4,500人を超えた。
株式会社FCE・2026年9月14日OBC、奉行クラウドで10月からのインボイス経過措置見直しに対応
OBCは9月9日、2026年10月に見直されるインボイス制度の経過措置に、奉行クラウドを対応させたと発表した。伝票の日付から税額控除の割合を自動で設定し、入力の誤りの点検や一括修正を支援するとしている。免税事業者等からの仕入れに係る控除割合は10月1日以後70%に下がる。
株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年9月9日TKC、FXクラウドとクリプトリンクのAPI連携を開始
TKCは9月9日、財務会計ソフト「FXクラウドシリーズ」と暗号資産の収支計算サービス「クリプトリンク」のAPI連携を始めたと発表した。暗号資産取引の仕訳データをFX2クラウドなどに取り込めるとしている。
株式会社TKC・2026年9月9日LayerX、AIカンファレンスの全10セッションの動画・資料を公開
LayerXは9月9日、9月3日に開いた「Bet AI Day 2026」の動画と登壇資料を公開したと発表した。本編とプレイベントを通じた延べ登録者数は3,820人で、全10セッションのほか、プレイベントのアーカイブ動画も公開している。
株式会社LayerX・2026年9月9日MJS、近畿税理士会のAI活用フォーラムに出展 大阪・京都・神戸で
ミロク情報サービスは9月9日、近畿税理士会の会員・職員向け「業務デジタル化ミニフォーラム AI×税理士」に出展すると発表した。大阪は9月17日、京都は10月6日、神戸は11月10日に開かれ、AI OCRやAI仕訳、監査支援製品を紹介するとしている。
株式会社ミロク情報サービス・2026年9月9日CPAエクセレントパートナーズ、CTOや社外役員を迎える役員体制へ移行
CPAエクセレントパートナーズは9月7日、事業拡大とガバナンス強化に向けた役員体制への移行を発表した。小川敏一氏が取締役CTOに就き、社外取締役3人と社外監査役2人、執行役員1人が加わった。
CPAエクセレントパートナーズ株式会社・2026年9月7日実務経営研究会の新着セミナー
最新号からのピックアップ(2026年9月号)
代表交代を経て300年自走する組織をつくるEMPグループ
EMPグループは、EMP税理士法人(大阪市北区)を中核とする会計事務所グループである。創業者のあべき光司氏は、士業事務所の成長の壁を打破する「オーナー士業」のコンセプトを提唱し、多くの税理士から支持を得てきた。そんなあべき氏が指揮するEMPグループは、この3年間でM&Aを積極的に進め、税理士法人は大阪・名古屋・池袋・広島・新橋・神戸の6拠点に拡大し、以前から力を入れている障がい者の 就労支援事業も6社体制、グループ年商は約10億円規模へ…
中小企業が激減する時代に求められる所長税理士の「実務経営」感覚
近年の厳しい経営環境は地方経済を直撃しており、かつてない速度で中小企業の廃業が進んでいる。地方に拠点を構える会計事務所にとっては、新規顧問先を開拓しても、廃業する顧問先の数に追いつかないような状況も少なくない。税理士法人ステラ(宮崎県宮崎市)は、宮崎県内最大級の大型事務所であり、代表の池上成満氏(写真中央)は経営塾「1億突破本気塾」の塾長として、会計業界でカリスマ的な人気を誇る会計人だ。宮崎県でも中小企業の統廃合が急激に進んでいるが、池…
厚労省、極端に短時間の正規型労働者として雇われる個人事業主等の社会保険資格の取扱いを通知
厚生労働省は9月14日、個人事業主やフリーランス等(個人事業主等)を勤務時間が極端に短い正規型の労働者として雇用している場合の健康保険・厚生年金保険の被保険者資格の取扱いを、全国健康保険協会・健康保険組合・日本年金機構へ通知した。3月の法人役員向け通知に続き、役員ではない労働者の形をとる事案を対象とした。
- 勤務時間が短い正規型の労働者として事業所に使用されている個人事業主等に係る被保険者資格の取扱いについて 厚生労働省・2026年9月14日
OpenAI、金融業務向けのChatGPTを発表 投資銀行業務と株式調査から始め、回答の根拠をたどれる表示を備える
OpenAIは9月10日、金融業務向けに調整した「ChatGPT for Financial Services」を発表し、投資銀行業務と株式調査から提供を始めるとした。同社の「ChatGPT Work」を基に、AIモデルのGPT-6 Astraと金融データを組み込んだもので、企業や業界の調査から財務モデルの作成までの一連の作業を対象にする。
- Introducing ChatGPT for Financial Services OpenAI・2026年9月10日
ヘッドライン
税務・当局の動き
経産省、AIの契約や運用上の課題を募集 10月30日17時まで
経済産業省は9月14日、AIの開発・提供・利用で生じる契約や法律面、実務上の課題の募集を始めた。締切は10月30日17時で、寄せられた事例を匿名化・一般化して検討し、報告書やAI・データの契約ガイドライン改訂の検討に用いる。
- 主要 AIの開発・提供・利用の現場における課題に関する事例を募集します 経済産業省・2026年9月14日
経産省、令和8年熊本地震の保証4号対象を熊本全域と鹿児島19市町村へ拡大
経済産業省は9月14日、令和8年熊本地震に伴う保証制度「セーフティネット保証4号」で、指定地域を9月18日から広げると発表した。熊本県内は従来の21市町村に24市町村を加えて全域とし、鹿児島県の19市町村も加え、売上減少等の要件を満たす中小企業を対象に、一般保証とは別枠の100%保証で資金繰りを支援する。
- 主要 令和8年熊本地震に係るセーフティネット保証4号の指定地域を拡大します 経済産業省・2026年9月14日
財務省、スマートフォンでの外為報告に向け規則改正 2027年1月4日施行
財務省は9月9日、外為法令に基づく電子手続きの規則を改正したと公表した。2027年1月に提供予定の「様式3スマート報告」(別紙様式第三の報告をスマートフォン等で作成・提出できるサービス)に向けて利用手続きを整備するもので、改正規則は同年1月4日に施行される。
- 主要 外国為替法令に係る情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律施行規則 の一部を改正します(令和8年9月9日) 財務省・2026年9月9日
国内経済の動き
ドル・円、9月14日17時は154円39〜40銭 前営業日比17〜18銭の円安
日本銀行が公表した9月14日17時のドル・円相場は1ドル=154円39〜40銭で、前営業日11日17時の154円21〜23銭から17〜18銭の円安となった。14日の取引レンジは153円38銭〜154円46銭だった。
- 主要 外国為替市況(9月14日) 日本銀行・2026年9月14日
- 関連 外国為替市況(9月11日) 日本銀行・2026年9月11日
10年国債金利は2.988% 前営業日から0.001ポイント上昇
財務省が公表した9月14日の10年国債の金利は2.988%で、前営業日の11日の2.987%から0.001ポイント上がった。20年債は3.808%、30年債は4.040%だった。
- 主要 国債金利情報(財務省) 財務省・2026年9月14日
民間主要企業の夏季一時金、平均97万6,043円 前年比3.12%増で過去最高
厚生労働省は9月11日、民間主要企業365社の夏季一時金の平均妥結額が97万6,043円で、前年より2万9,574円、3.12%増えたと発表した。3年連続で過去最高となり、調査は資本金10億円以上、従業員1,000人以上で労働組合がある企業を対象とした。
- 主要 令和8年民間主要企業夏季一時金妥結状況を公表します 厚生労働省・2026年9月11日
国際経済の動き
米国、カナダ製品への50%追加関税の対象を見直し 9月15日から
米ホワイトハウスは9月8日、自動車分野の対抗措置として課している50%追加関税の対象品目を見直す大統領布告を公表した。付属書では一部の紙製品や家具などを加え、塩や一部のセメントなどを除外し、米東部時間9月15日午前0時1分から適用するとしている。同日には、一部のカナダ製品の輸入を9月29日から禁止する布告も出した。
- 主要 MODIFYING THE SCOPE OF PRODUCTS OF CANADA SUBJECT TO THE ADDITIONAL DUTIES IMPOSED TO OFFSET CANADIAN DISCRIMINATION AGAINST THE COMMERCE OF THE UNITED STATES WITH RESPECT TO MOTOR VEHICLES 米ホワイトハウス・2026年9月8日
- 主要 Excluding Certain Canadian Products from Importation into the United States in Response to Continued Discrimination Against the Commerce of the United States with Respect to Motor Vehicles 米ホワイトハウス・2026年9月8日
ユーロ圏の4〜6月GDP、前期比0.6%増 1〜3月の横ばいから増加
ユーロスタットは9月7日、ユーロ圏の4〜6月期GDPが季節調整した前期比で0.6%増え、1〜3月期の横ばいから増加に転じたと公表した。EU全体も0.1%増から0.7%増となり、4〜6月期の就業者数(自営業主を含む)は両地域とも前期比0.1%増だった。
- 主要 GDP up by 0.6% and employment up by 0.1% in the euro area ユーロスタット・2026年9月7日
原油スポット価格、9月9日はブレント109.51ドル・WTI 97.26ドル 9月2日から上昇が続く
米エネルギー情報局(EIA)が9月10日に更新した日次スポット価格によると、9月9日の北海ブレント原油は1バレル109.51ドル、米WTI原油は97.26ドルだった。前営業日8日はブレント106.12ドル、WTI94.21ドルで、9月2日のブレント97.59ドル、WTI92.15ドルから上昇が続いている。
- 主要 Spot Prices for Crude Oil and Petroleum Products (Daily) 米エネルギー情報局(EIA)・2026年9月10日
先端AIの動き
OpenAI、PerplexityでのGPT-6 Astra活用事例を公開 AIがソフトの動作検証まで担う
OpenAIは9月14日、PerplexityがGPT-6 Astraを活用する事例を公開した。事例では、AIが外部サービスの応答を模したテストを作り、ソフトウェアの一連の動作を検証する作業まで担っていると、共同創業者が説明している。
- 主要 Perplexity trusts GPT‑6 Astra with end-to-end systems OpenAI・2026年9月14日
OpenAI、AIエージェントの開発基盤「Agents API」を公開ベータで提供
OpenAIは9月10日、複数の作業を進めるAIを構築する開発基盤「Agents API」の公開ベータ版を発表した。Codexを支える実行基盤を開発者に提供し、OpenAI管理の環境や自社の環境などで長時間の処理を動かせるとしている。
- 主要 Introducing the Agents API OpenAI・2026年9月10日
Google、フィンランドのAI用データセンターや電力に130億ユーロを投資
Googleは9月9日、フィンランドのデータセンターやクリーンエネルギーなどに今後2年間で130億ユーロを投資し、2027年と2028年に建設を進めると発表した。電力を消費者にとって手ごろに保ち、クリーンエネルギーの供給を増やす方針も示した。
- 主要 Google deepens its commitment to Finland with a €13 billion investment in AI infrastructure Google・2026年9月9日
- 関連 Our blueprint for responsible clean energy growth in Finland Google・2026年9月9日
テーマで読む実務経営ニュース
事務所経営・成長戦略
美容室特化とリモートで生産性を高めるCLUEパートナーズ税理士法人
CLUEパートナーズ税理士法人(東京都港区)は、美容室に特化した税務サービスを手がける税理士法人である。公認会計士・税理士である荒木涼太氏(写真)と伊藤圭佑氏の両代表が率い、開業から数年で12名の体制を築いた。同法人の強みは、美容室という単一業種に特化し、多くの店舗の経営データを横並びで見比べられる点にある。また、紙資料を前提としない業務フローを構築することで、事務所を広げず、固定費を抑えながらリモートワーク中心の働き方を実現した。今回…
税理士法人ステラに学ぶ事業拡大のセオリー
ステラグループ/税理士法人ステラ(宮崎県宮崎市)の代表社員・税理士、池上成満先生は、開業11年で自事務所を宮崎県内最大規模に成長させた辣腕として知られる。かつては外資系銀行で不動産融資を行い、その後ホテル系投資ファンドで資産運用業務に携わっていたという異色のキャリアの持ち主で、そこで磨き込まれたビジネス感覚は実に鋭利かつ個性的でもある。独自の理論で会計業界の発展をいざなう活動にも力を注いでおり、事業拡大のノウハウを惜しみなくレクチャーす…
勝ち残る経営戦略を考えられる社長を育てるブルーウイング税理士法人
ブルーウイング税理士法人は、愛知県岡崎市に拠点を構える会計事務所である。代表の曽我達郎氏(写真)は税務・会計だけでなく、中小企業が勝ち残るための経営支援サービスに力を入れている。その柱となるのが、ランチェスター戦略を指南する「ランチェスター戦略社長塾」と、MAS監査サービスによる長期的伴走支援である。この二つの組み合わせは経営者に勝ち残るための戦略的視点と数字に基づく状況判断力をもたらし、中小企業が長期的に成長するうえで絶大な効果を発揮…
AI・DX活用
クラウド会計を強みに顧問先の業務フロー改善を支援するエンジョイント税理士法人
エンジョイント税理士法人(福岡市博多区)は、2019年4月に智原翔悟氏と磯山大樹氏の個人事務所を経営統合して創設された事務所で、クラウド会計を武器に急成長中である。中小企業のクラウド会計導入を通じて経理の早期化を支援するとともに、自社内で徹底しているITツールによる業務効率化・自動化のノウハウを活かしたDX支援を得意とする。エンジョイント税理士法人の沿革、経営統合の経緯、成長を続ける強みについて、智原氏と磯山氏からお話を伺った。 (写真…
マーケティングのノウハウやテンプレートを提供するプログラムfreeeの「クラウド型会計事務所スターターキット」とは
freee株式会社(東京都品川区)は、クラウド会計ソフトfreeeの開発・提供をメインの事業として展開し、会計業界に大きなインパクトを与えている企業である。同社では「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、会計ソフトだけではなくクラウド型ERP(統合基幹業務システム)など、会計事務所や中小企業のバックオフィス業務を支援している。昨年12月、同社はパートナーである会計事務所を対象に「クラウド型会計事務所スターターキット…
完全ペーパーレスとAI活用で従業員のハッピーを追求することのね税理士法人
ことのね税理士法人(大阪市中央区)は、速水芹苗氏(写真)が代表税理士を務める税理士法人である。2026年4月、速水芹苗税理士事務所(2022年開業)を前身として発足した同法人は、介護・障がい者福祉分野に強みを持ち、フレックスタイム制・完全ペーパーレス・AI活用によって「従業員がハッピーに働ける事務所」を徹底追求している。同法人の特徴は、代表の速水氏が掲げる「申告書を渡すときの気持ちまで成果物の一部である」という経営哲学にある。働きやすい…
M&A・承継・相続
M&A総合研究所が推進する「正しいM&A」
持続可能な中小企業経営を実現するうえで、M&Aは今や有効なソリューションとして認知されている。譲渡企業と譲受企業の橋渡しを請け負う仲介会社の数もここ10年で一挙に増加し、各々がさまざまな個性を打ち出してしのぎを削っていることは周知のとおりだ。そして、その領域でひときわ急成長を遂げているのが、株式会社M&A総合研究所である。同社が提唱するのは、至極まっとうな「正しいM&A」というコンセプトだ。譲渡企業にも譲受企業にも安心・安全を提供する……
中小企業の従業員承継を支援するトリニティ・テクノロジーの新サービス「従業員承継パートナーズ」がスタート
「人×テクノロジーの力」で超高齢社会の課題解決に取り組むトリニティ・テクノロジー株式会社(東京都港区)はこれまで、認知症による資産凍結から家族を守る「家族信託のおやとこ」や、おひとりさま高齢者の方を支える「おひさぽ」など、個人向けサービスを展開してきたが、今回、後継者問題の解決に向けた新サービス「従業員承継パートナーズ」を立ち上げた。株式の買い取りを行ったあと経営支援を行い、対象会社が創出する利益などを原資に、株式シェアを後継者候補に適…
後継者不在問題を経営統合で乗り越えた個人事務所所長の選択
―― ここからは、ご自身の個人事務所を税理士法人スバル合同会計と経営統合された、永井洋子先生(写真左)にお話を伺います。この経営統合では、微力ながら弊社が仲介役としてお手伝いさせていただきました。 永井先生は、もともと東 […]
人材・組織
緻密な考察と組織づくりで高付加価値事務所を体現するエンジョイント税理士法人智原翔悟先生のビジョン
エンジョイント税理士法人(福岡市博多区)は、智原翔悟氏(写真)と磯山大樹氏が代表社員を務める会計事務所である。同事務所はITの活用に長けており、クラウド会計ソフトfreeeの導入支援実績は九州トップクラスを誇る。グループ企業には、エンジョイント社会保険労務士法人、コワーキングスペース「co-working gaz」の運営会社growseeds株式会社のほか、採用支援・BPO事業を擁する。さらに2025年夏には、神戸市に拠点を置く株式会社…
マーケティングと組織づくりの工夫で急成長を続けるYDK日本橋税理士事務所
YDK日本橋税理士事務所(東京都中央区)は、税務・会計のみならず、資金調達支援、相続・事業承継支援、会社設立支援など、手厚い顧問先支援を行っている会計事務所である。代表の山口晴啓氏(写真)は、コロナ禍とも重なる2020年に、32歳の若さで開業し、わずか3年で売上1億円を達成。今期は売上2億円に達する見込みだという。急成長の秘密は、緻密なマーケティング戦略と、「1社複数名体制」などの組織づくりの工夫にある。本稿では、下積み時代の経験や、独…
人材重視の経営戦略で急拡大を続けるみそら税理士法人
みそら税理士法人は、兵庫県最大級のコンサル型会計事務所である。代表社員の廣岡純一氏が平成2年に姫路市で開業した個人事務所を平成30年に法人化し、現在は姫路、神戸、大阪に3拠点を構え、スタッフ数は70人に上る。9年前に比べて9倍の規模という急成長を実現した立役者が、この年に入所した純一氏の子息、廣岡隆成氏である。本稿では、都内での大手監査法人、外資系コンサルティングファーム、官民ファンド勤務を経て姫路にUターンしたという隆成氏に、スタッフ…
最新号の連載(2026年9月号)
大家専門税理士になるコツ
第9回 節税提案ではなく「経営提案」ができる税理士になる
これまでのコラムでは、法人活用について解説してきました。• 所得分散効果• 所得移転効果• 管理料徴収方式• 転貸(サブリース)方式• 不動産所有方式• 地代設定• 不動産所有方式を採用するタイミング ここまで読んでいた […]
寄稿
寄稿 「あるべき姿」を求めて現状を打開する!!4月入社の新人と話をして
今年の4月も、うちの事務所に18歳の新人さんが入社してくれました。この記事は、その新人さんとの会話をまとめたものです。新人さんが所長である私に質問をして、それに私が答える形式で進めていきました。 彼女は高校の3年間、コン […]
米国不動産投資における1031 Exchangeの仕組みと戦略
第5回 米国退職年金制度は〈3本柱〉で構成されている
日本国内における年金制度は、公的年金と企業年金、iDeCoやNISAなどを別々の制度として理解することが一般的であるが、米国では老後資産形成を支える制度として、 • Social Security(社会保障年金)• 40 […]
















