今日の会計業界ニュース
2026年10月8日 15時00分更新(平日毎日更新)
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月刊実務経営ニュース最新号の注目記事(2026年10月号)
アクセンチュアで活躍した経営コンサルタントが老舗会計事務所グループの代表に就任
国の施策:取引相場のない株式の評価の見直し
取引相場のない株式(非上場株式)の評価見直し、首相が「ゼロベース」で検討すると答弁 結論や方向性は決まっていないとし、2027年度税制改正で関係者の合意を目指す
高市早苗首相は10月7日の衆院本会議で、取引相場のない株式(非上場株式)の評価方法について「現時点で何らかの結論や見直しの方向性が決まっているということは全くなく」、2027年度税制改正のプロセスで「ゼロベースで検討を進めてまいります」と答弁した。中小企業の経営者を含めた「各所からの御懸念の声も踏まえながら」、関係者間で丁寧に意思疎通を図り、合意が得られるよう検討するとした。
ROLEUP、事業再生部門「BRS」を新設 M&Aアドバイザリーと一体で、再生計画の策定から金融機関対応・スポンサー選定、再建後の成長戦略までを担う
株式会社ROLEUPは10月6日、FAS支援の一環として事業再生部門「BRS」を設け、企業の再生支援をM&Aの助言業務と一体で手がける体制を整えたと発表した。同社は、M&Aの助言の現場で、財務面で苦しくても事業や顧客の基盤がしっかりした中堅・中小企業から再生の支援を求める声が増えていることを新設の理由に挙げ、「『攻め』と『守り』と『再生』を一気通貫で担う総合アドバイザリーファームへ」と掲げている。
ベンチャーサポートグループにS-LINKパートナーズが参画、「VSGコーポレート税理士法人」に改称 財務・DX・国際会計の専門性で成長企業・中堅企業の支援を強化
ベンチャーサポートグループ(VSG)は10月1日、公認会計士・税理士の須賀智仁氏が代表パートナーを務める税理士法人S-LINKパートナーズ(東京都千代田区)が同日付でグループに参画し、法人名を「VSGコーポレート税理士法人」に改めると発表した。2003年に税理士事務所として始まり、会社設立や創業支援を中心にしてきた同グループは、S-LINKパートナーズの財務・DX・国際会計の専門性を加え、成長の段階に入った企業への税務・会計・財務の支援体制を強めるとしている。
日本クレアス税理士法人グループ、社会保険労務士法人の横浜本部をJR横浜タワーに開設し10月1日に営業開始
日本クレアス税理士法人グループは10月1日、グループの日本クレアス社会保険労務士法人の横浜本部を開設し、同日から営業を始めたと発表した。所在地は横浜市西区南幸1丁目のJR横浜タワー12階(STATION SWITCH横浜)。
- 横浜本部開設のお知らせ 日本クレアス税理士法人グループ・2026年10月1日
日本経営グループの株式会社日本経営、AIでレセプトの点検を支援する「Reze」のmutexに出資 資金にとどまらず医療機関への導入と現場への定着を支援
日本経営グループの経営コンサルティング会社、株式会社日本経営(大阪府豊中市)は10月1日、AIでレセプト(診療報酬明細書)の請求業務を支援するクラウドサービス「Reze(レゼ)」を開発・提供するmutex(東京都新宿区)に、第三者割当増資で出資したと発表した。医療機関の経営健全化・業務改善を支援してきた同社は、資金の提供にとどまらず、全国の医療機関とのネットワークと経営コンサルティングの知見を生かして、Rezeの導入と現場での運用の定着を後押しするとしている。
月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)
2026年10月号
Interview
キャリアの長さで戦わない五十嵐税理士事務所
東京都港区の五十嵐税理士事務所は、税務顧問に加え経営コンサルティングや相続支援を手がける。42歳で会計業界に入った代表の五十嵐真起氏が、キャリアの長さで戦わず「全体を見渡す力」を強みに、専門家と顧客をつなぐ事務所づくりを語った。

会計事務所の動き
FLAGSグループ、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設 名古屋の本社・名古屋駅前支店と合わせ3拠点に
税理士法人FLAGSのFLAGSグループ(名古屋市)は10月5日、東京駅八重洲口エリアに東京支店を10月1日に開設し、13日から本格稼働すると発表した。関東の顧客や創業予定者との接点づくりと、名古屋への通勤を前提としない関東在住の人材の採用に取り組むとしている。
税理士法人チェスター、ビルの建て替えに伴い渋谷事務所を渋谷区桜丘町へ移転 9月28日から新事務所で業務
相続税専門の税理士法人チェスターは10月5日、入居していたビルの建て替えに伴い渋谷事務所を東京都渋谷区桜丘町へ移転し、9月28日から新事務所で業務を始めたと発表した。同法人は、JR線を使う来訪者にとって駅からのアクセスが大きく良くなるとしている。
みらいコンサルティンググループ、あいわ税理士法人と人的交流を含む業務連携を10月1日に開始
みらいコンサルティンググループと税理士法人みらいコンサルティングは10月2日、戦略的パートナー・アライアンスグループの一員で、メンバーの約80%が公認会計士・税理士資格を有するあいわ税理士法人(東京都港区)と人的交流を含む業務連携を10月1日に始めたと発表した。より強固な連携のもと、一体となってサービスの向上に努めるとしている。
AGSコンサルティングと米HLS、タイ・バンコクに「ASTHOM」ブランド初の海外拠点 現地の会計事務所の株式を取得し10月1日に営業開始
AGSコンサルティングと米国の会計事務所HLSは10月1日、共同出資でタイ・バンコクに拠点を発足したと発表した。現地の会計事務所CaN International Advisory (Thailand)の株式を取得して事業と顧客基盤を譲り受けた。現地法人は10月中旬に「ASTHOM Thailand」へ社名を変える予定。
アネーラ税理士法人、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し蒲田事務所を設立
アネーラ税理士法人は、税理士法人仁科忠二郎事務所と10月1日付で経営統合し、東京都大田区蒲田本町に蒲田事務所を設立したと同日付の挨拶状で知らせた。統合の目的を「一層のサービスの充実を図るべく」としている。蒲田事務所は仁科忠二郎氏が代表、小池桂治氏が所長を務める。
Colorz国際税理士法人、旧松山高治税理士事務所を道南支店に 北海道森町で担当スタッフもサービス内容も変えずに新体制
東京都千代田区に事務所を置くColorz国際税理士法人は9月20日、北海道森町に道南支店を開設し、支店長は大久保圭太氏が務めると自社サイトで知らせた。支店は旧松山高治税理士事務所で、担当スタッフやサービス内容はこれまでと変わらないとしている。
ROJグループ、東京オフィスを港区海岸へ移転
税理士法人ROJを含むROJグループは9月7日、東京オフィスの移転を発表した。移転先は東京都港区海岸1丁目の宮崎ビル5階で、業務拡大とサービス体制の強化を目的としている。
アテナ税理士法人、タイ進出・現地子会社支援でBizWingsと連携
アテナ税理士法人は9月3日、タイ・バンコクのBizWingsと連携し、日本企業のタイ進出や現地子会社の会計・税務相談に対応する体制を整えたと公表した。BizWingsは同法人所属の倉地準之輔税理士が2015年に設立し、代表を務める。
税理士法人TOTAL、税理士法人総合経営サービスから事業を譲受
税理士法人TOTALは9月1日付で、税理士法人総合経営サービスから事業を譲り受けたと発表した。発表では総合経営サービスと「グループジョイン」したと説明し、総合経営サービス事務所(旧本店)と上石神井・吉祥寺の各事務所の3拠点はすべて存続・営業し、既存顧客の拠点と担当者に変更はないとしている。
SANKYODOグループ、9月1日付で札幌市に北海道拠点を開設
SANKYODOグループは9月1日付の挨拶で、同日に札幌市北区で北海道拠点を開設すると知らせていた。財務コンサルティングにAI・デジタル支援を組み合わせ、地域の経営者や士業と学び合いながら企業の成長支援に取り組むとしている。
キークレア税理士法人・行政書士法人、福岡本社を移転
キークレア税理士法人は8月27日、福岡本社とキークレア行政書士法人を9月1日から移転すると発表していた。新しい所在地は福岡市博多区綱場町のDSセンタービル博多4階~7階。
会計事務所向けサービスの動き
FCE、中国銀行とビジネスマッチング契約 瀬戸内経済圏の地域企業にAI研修とAIプラットフォームを提供
FCEは10月5日、ちゅうぎんフィナンシャルグループの中国銀行とビジネスマッチング契約を結んだと発表した。瀬戸内経済圏を中心とした地域企業のAI活用を支えるため、「AI組織活用研修・コンサルティング」とAIプラットフォーム「AI OMNI AGENT」の提供を始める。
株式会社FCE・2026年10月5日ソフトウェア協会の研究会、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で作り直すよう提言
TKCを含むソフトウェアベンダー等8社が参加するソフトウェア協会(SAJ)の「社会的システム・デジタル化研究会」は10月5日、個人所得申告の仕組みをデジタル前提で設計し直すよう求める提言を発表した。年末調整を確定申告の「簡易版」として再定義し、給与支払報告を年1回から月1回のデジタル報告にすることなどを提案している。
株式会社TKC・2026年10月5日マネーフォワード、「AI Cowork」の士業向け機能を一部の士業事務所へ先行提供 月次の仕訳登録をAIと人が対話で進めるデモも公開
マネーフォワードは10月2日、AIサービス「マネーフォワード AI Cowork」の士業向け機能を、一部の士業事務所にクローズドな環境で先行提供すると発表した。同日の「士業サミット2026」では、顧問先ごとのルールや証憑を踏まえてAIと人が対話しながら月次の仕訳登録を進める流れをデモで示した。
株式会社マネーフォワード・2026年10月2日弥生、「弥生会計 Next」で会計データから経営状況を分析する「経営分析AI」を提供開始
弥生は10月2日、法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」で、経営支援の機能を強めた「経営分析AI」の提供を10月1日に始めたと発表した。これまでの「資金分析β版」を発展させたもので、新機能の「経営診断」は、経営状況を表す指標の動きを自動で分析し、その意味や背景、確かめておきたい点を示す。
弥生株式会社・2026年10月2日M&A総合研究所、滋賀県税理士協同組合と業務提携 組合員の税理士と連携し、顧問先のM&Aを譲渡・譲受の両面で支援
M&A総合研究所は10月1日付で滋賀県税理士協同組合と業務提携契約を結び、滋賀県の中小企業へのM&A支援体制を強化すると発表した。税理士が把握した顧問先の事業承継や成長戦略の課題に同社がM&Aという選択肢を示し、相手先の探索から契約・クロージングまで支援するほか、組合員事務所向けの勉強会も開くという。
株式会社M&A総合研究所・2026年10月1日kubellストレージ、「セキュアSAMBA」に文書の本文も検索できる有償オプション Word・Excel・PowerPointなどの本文が対象
kubellの子会社のkubellストレージは10月1日、「セキュアSAMBA」で検索の対象をファイル名から本文にも広げる月額の有償オプションをビジネスプラン以上向けにリリースしたと発表した。対象は.docx・.xlsx・.pptx・.txt・.csvの50MB以下で、パスワード付きなどを除き、有効化後に新規アップロード・更新したものから順次加わる。
株式会社kubell・2026年10月1日freee、入金消込から債権管理・会計記帳までをつなぐ「freee請求書 債権管理」を販売開始
freeeは10月1日、入金の消込を行うだけで債権管理と会計記帳までが完結するとする新製品「freee請求書 債権管理」の販売を始めた。合算入金や分割入金、振込手数料を差し引いた入金にも対応し、消込結果から入金仕訳を自動で作ってfreee会計に登録する。
freee株式会社・2026年10月1日LayerX、日立コンサルティングでコンサルタントの知見を組織の資産にする知識基盤づくりを「Ai Workforce」で支援
LayerXは9月30日、生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」で日立コンサルティングの知識基盤の構築支援を始めたと発表した。日立コンサルティングの業務知見やプロジェクトナレッジをAIとコンサルタントが業務の中で参照できるよう整え、コンサルタントの知見を組織の資産にして提案業務の高度化を目指すとしている。
株式会社LayerX・2026年9月30日シナジープラス、コザ信用金庫と業務提携 沖縄の「もめない相続」「困らない資産承継」を支援
相続の生前対策を専門とするコンサルティング会社のシナジープラスは9月30日、コザ信用金庫(沖縄県沖縄市)と相続・資産承継に関する課題の解決を目的に業務提携契約を結んだと発表した。双方の専門性と地域とのつながりを生かし、「もめない相続」「困らない資産承継」を支援するとしている。
株式会社シナジープラス・2026年9月30日ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援
ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。
株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日OBC、あいち銀行と業務提携 請求書の受領から支払までをデジタル化する同行の「Arch Bridge」の展開を支援
勘定奉行などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は9月29日、あいち銀行と協業し、同行が提供する法人決済プラットフォーム「Arch Bridge」の展開を支援すると発表した。請求書の受領から債務管理、支払までをデジタル化するサービスで、両社は業務提携も結んだ。
株式会社オービックビジネスコンサルタント・2026年9月29日実務経営研究会の新着セミナー
月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)

INTERVIEW
ワクワクする未来を共に創り、次世代につなぐDIGグループ
8年で8倍規模に成長した会計事務所グループの経営戦略を探る
Feature
とくだ税理士法人×エヌエヌ生命
保険を活用して企業サポートに新たな発想を!
国の施策:所得税の抜本的な改革(人的控除の控除方式)
政府税調の専門家会合、所得税等を議題に 所得税の抜本的な改革の検討で、財務省が人的控除の控除方式(所得控除・税額控除・ゼロ税率)の論点や税率構造の現状を説明
政府税制調査会の「活力ある長寿社会に向けたライフコースに中立な税制に関する専門家会合」は10月6日の第4回会合で所得税等を議題とし、財務省が人的控除の3つの控除方式(所得控除・税額控除・ゼロ税率)の考え方と論点を説明した。財務省の説明資料は第1章で、令和7年度の税制改正法の附則が、人的控除をはじめとする各種控除の在り方の見直しを含む所得税の抜本的な改革の検討を定め、9月15日に閣議決定した「飲食料品消費税率の臨時的な引下げ及び就業者負担軽減支援金の導入に関する大綱」も、この附則等に基づき着実に検討を行うとしていることを挙げた。
e-Taxの「振替納税結果表示」に誤り、正常に引き落とされても「振替不能」等と表示 国税庁は表示を一時停止して改修中、通帳等での確認を呼びかけ・正常に引き落とされていれば改めての納付は不要
国税庁は10月6日、e-Taxのお知らせで、振替納税を利用している人のe-Taxマイページの「振替納税結果表示」画面に、預貯金口座から正常に引き落としが行われているにもかかわらず「振替不能」等と表示される場合があると案内した。同庁は、「振替不能」等と表示されている場合は預貯金通帳等で振替結果を確かめるよう求め、口座から正常に引き落としが行われていれば納付手続は完了しており、改めて納付する必要はないとしている。
酒税率を10月1日に改正、ビール系飲料は350ml当たり54.25円に一本化 酒類の販売業者は在庫の確認を、手持品課税の申告は原則11月2日まで
財務省によると、ビール系飲料の酒税率は10月1日に1キロリットル当たり15万5,000円(350ml換算54.25円)に一本化され、チューハイ等のその他の発泡性酒類は10万円(同35円)に引き上げられた。同省は、類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下で2020年10月から段階的に実施してきたとしている。
セルフメディケーション税制の「一定の取組」、従業員に求められたら事業者が実施の有無を確かめて証明 厚労省が延長・見直しに伴い経済団体を通じて協力を依頼
厚生労働省は10月1日付で、日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会に、セルフメディケーション税制の「一定の取組」の証明について、2021年9月28日付の通知に続いて会員への周知と協力を依頼した。依頼の中身は、所得控除を申請しようとする被保険者から一定の取組の証明を求められたときに、事業者が実施の有無を確かめ、実施していればその旨を証明することだ。
東京国税局、遺贈を受けた公益財団法人が支払う遺留分侵害額は収益事業の損金に算入しないとする照会に「差し支えない」と回答 国税庁が文書回答事例を掲載
東京国税局は、遺贈で財産を受け取った公益財団法人が遺留分侵害額に相当する金銭を支払っても、その額は収益事業から生ずる所得の計算上、損金の額に算入されないとする事前照会者の見解に、6月9日付で「ご照会に係る事実関係を前提とする限り、貴見のとおりで差し支えありません」と回答した。国税庁が10月1日、文書回答事例としてホームページに掲載した。
国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ
国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。
税制を巡る動き
[これから決まる]登録免許税法施行令の改正案(労働者協同組合を事業協同組合等の範囲に)経済産業省
次:意見募集の締切(21時30分) 10月10日施行・適用:10月30日(施行日の案)
[これから決まる]貸付用不動産の評価通達案国税庁
次:意見募集の締切(17時) 10月18日施行・適用:2027年1月1日(2027年1月1日以後の相続・遺贈・贈与から適用する案)
[決まった]飲食料品の消費税率を2年間1%とする大綱政府
施行・適用:2027年4月1日(大綱の期間の始まり。法律は未成立)
[決まった]宿泊税の新設・変更(白浜町・大分県・鹿児島市・指宿市・長崎市)総務省
施行・適用:2027年4月1日(鹿児島市・指宿市・長崎市の条例施行の予定日(白浜町は2027年3月1日、大分県は同年1月以降の予定))
[これから決まる]取引相場のない株式の評価見直し国税庁
[これから決まる]政府税調 専門家会合 第4回(所得税等・人的控除の控除方式)内閣府 税制調査会
価格転嫁・取引適正化の定着に向け、優越的地位の濫用や取適法等に関する課題を把握し方策を検討 公取委と中小企業庁が有識者の「企業取引研究会」を開催へ
公正取引委員会と中小企業庁は10月7日、有識者による「企業取引研究会」を共催で開くと発表した。サプライチェーン全体で価格転嫁・取引適正化をさらに浸透・定着させるため、優越的地位の濫用や取適法等に関する課題を把握し、具体的な方策を検討するとしている。
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、第1回公募の申請受付を開始 締切は10月30日18時・採択発表は2027年1月頃の予定
中小企業庁は9月30日、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募の申請受付を同日18時に始めたと発表した。締切は10月30日18時で、採択発表は2027年1月頃の予定。
内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望
内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。一部の外国法人(国内で継続的に取引する、国内に事務所を置く、国内の不動産を所有する法人)も対象とすることを検討している。
国の施策:育児・介護休業法の5年後見直し(中抜け・くるみん・公表項目)
子の看護等休暇・介護休暇の「中抜け」を原則認めるかを検討項目案に 厚労省、男性の育児休業の取得促進へくるみんの基準や中小企業特例の見直しも
厚生労働省は10月2日、労働政策審議会の雇用環境・均等分科会に「仕事と育児の両立支援に関する検討項目(案)」を示した。子の看護等休暇と介護休暇は、法令が保障する時間単位の取得が始業時刻から連続するか終業時刻まで連続する形に限られており、就業時間の途中で抜けて戻る「中抜け」を原則可能とすることについてどう考えるかを問うた。
中小企業施策を巡る動き
[これから決まる]小規模の農林水産事業の労災保険の暫定任意適用事業の廃止厚生労働省
施行・適用:2031年4月1日(施行期日の政令案(令和13年4月1日))
[これから決まる]実質的支配者の届出制度案内閣官房
[これから決まる]育児・介護休業法の5年後見直し(仕事と育児の両立支援に関する検討項目(案))厚生労働省
[これから決まる]企業取引研究会の開催(価格転嫁・取引適正化の定着)公正取引委員会・中小企業庁
ヘッドライン
国内経済の動き
日銀短観(9月調査)、大企業製造業の業況判断DIは24で2ポイント改善 中小企業は製造業14・非製造業15
日本銀行が10月1日に公表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、業況判断DIが大企業製造業で24と6月調査から2ポイント上がり、大企業非製造業は35と2ポイント下がった。中小企業は製造業が5ポイント上がって14、非製造業は15で横ばいとなり、先行きはいずれも下がる見通し。
- 主要 短観(概要)―2026年9月― 第210回全国企業短期経済観測調査 日本銀行・2026年10月1日
東京都区部の9月の消費者物価(中旬速報)、生鮮食品を除く総合は前年同月比2.7%上昇 8月の1.8%から伸びが高まる
総務省統計局が10月2日に公表した東京都区部の9月の消費者物価指数(中旬速報値、2025年=100)は、生鮮食品を除く総合が102.6で前年同月比2.7%上がり、8月の1.8%から伸びが高まった。生鮮食品及びエネルギーを除く総合は3.0%の上昇(8月は2.0%)。総合指数の前年同月比には、外食や家賃、水道料などの上昇が寄与した。全国の結果に先立って公表される先行指標。
- 主要 2025年基準 消費者物価指数 東京都区部 2026年(令和8年)9月分(中旬速報値) 総務省統計局・2026年10月2日
8月の実質賃金、前年同月比1.5%増で8カ月連続のプラス 名目の現金給与総額は3.8%増の31万1,364円
厚生労働省が10月7日に公表した8月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、実質賃金(持家の帰属家賃を除く総合の消費者物価で実質化)は前年同月比1.5%増え、8カ月連続のプラスとなった。名目の現金給与総額は3.8%増の31万1,364円で、所定内給与も3.8%増と3%以上の伸びが8カ月続いた。
- 主要 毎月勤労統計調査 2026(令和8)年8月分結果速報 厚生労働省・2026年10月7日
国際経済の動き
英中銀、政策金利を3.75%に据え置き インフレの上振れリスクは7月より強いと判断
イングランド銀行(英中銀)は9月17日、政策金利を3.75%に据え置き、中東の紛争長期化でエネルギー価格が上がり8月の英国の消費者物価上昇率も3.1%に高まる中、インフレ見通しの上振れリスクは7月時点より強いと判断した。採決は7月と同じ6対3で、3人は4%への利上げを主張した。
米10年債利回り、10月7日は5.28% 前営業日から0.01ポイント上昇
米財務省の日次パー利回り(CMT)によると、10月7日の10年債は5.28%で、前営業日6日の5.27%から0.01ポイント上がった。同じ時系列の30年債も5.64%から5.67%へ上がった。
- 主要 Daily Treasury Par Yield Curve Rates(2026年10月) 米財務省・2026年10月7日
- 関連 Daily Treasury Par Yield Curve Rates(同じ10月表の10月6日行) 米財務省・2026年10月6日
原油スポット価格、10月6日はブレント125.44ドル・WTI 96.24ドル 前日からブレント下落・WTI上昇
米エネルギー情報局(EIA)の日次スポット価格では、6日の北海ブレント原油は1バレル125.44ドル、米WTI原油は96.24ドルで、前日5日の125.51ドル、96.13ドルからブレントは下がり、WTIは上がった。1週間前の9月29日は113.96ドル、96.16ドルだった。
- 主要 Spot Prices for Crude Oil and Petroleum Products (Daily) 米エネルギー情報局(EIA)・2026年10月7日
先端AIの動き
Google、最先端の新モデル「Gemini 4 Argon」を発表 まずサイバー防御の担い手に提供し、出力の上限を100万トークンに
Googleは9月30日、複雑で長い工程にわたる深い推論を特長とする最先端の新モデル「Gemini 4 Argon」を発表し、まず信頼できるサイバー防御の担い手に提供を始めた。出力の上限を従来の6万4,000トークンから100万トークンに広げ、金融・法務・税務などの仕事を測る評価で首位とし、導入価格を100万トークンあたり入力2ドル、出力10ドルとした。
- 主要 Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligence Google・2026年9月30日
英バークレイズ、業務の高度化と顧客体験の向上へClaudeを全社に拡大 開発者の半数が2026年末までにClaude Codeを使う見込み
Anthropicは10月1日(米国時間)、英銀行大手バークレイズが業務の高度化と顧客体験の向上に向け、ソフト開発などにClaudeを全社で使うと発表した。2026年末までに開発者の50%がAI開発ツール「Claude Code」を使う見込みで、行員向けの知識検索の支援は100万回超の検索に応えたという。
- 主要 Barclays scales Claude to upgrade operations and improve client experience Anthropic・2026年10月1日
Anthropic、企業へのAIの実装を担う技術者を育てる「Claude Frontier Academy」を開始 1億ドルを投じ2027年末までに1万人
Anthropicは10月2日、企業の業務にAIを組み込める技術者の不足に対応するため「Claude Frontier Academy」を始めたと発表した。1億ドルを投じて2027年末までに1万人の技術者を育てる計画で、最初の受講者にはアクセンチュア、デロイト、マッキンゼーなどの技術者が含まれるという。
- 主要 Anthropic invests $100 million to train 10,000 engineers and tackle the enterprise AI talent gap Anthropic・2026年10月2日
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
The Billions Club顧問(SMCグループ創業者)曽根康正氏の大人気連載。会計事務所経営の要諦を理論と実践の両面から徹底解説。

会計事務所のサービス別生産性分析
2026年10月号会計事務所のカスタマージャーニー
2026年9月号売上を必ず増やす2つの戦略
2026年8月号成長のためには合理的が非合理的、非合理的が合理的
2026年7月号会計事務所のサービス内容と料金
2026年6月号なぜ、会計事務所なのか?
2026年5月号テーマで読む実務経営ニュース
事務所経営・成長戦略
進化を遂げた「新ビジネスモデル研究会」の全貌
「未来会計」というワードは、もはや会計業界では誰もが知るところだろう。これを活用した中小企業支援に取り組もうとする会計事務所も少なくないが、そのコンセプトを本質的に理解し、実践することは簡単ではない。そんな「未来会計」をより広く普及させるべく2014年に設立されたのが、株式会社日本BIGネットワーク(通称Ja-BIG)だ。代表取締役会長を務めるのはその道の第一人者、岩永經世先生。そして、岩永先生の理念を継承する小久保 忍先生が代表取締役…
会計事務所と共に未来を切り拓く、鳥飼総合法律事務所の成長戦略
鳥飼総合法律事務所(東京都千代田区)は、企業法務と税務訴訟に強みを持つ法律事務所である。代表弁護士の鳥飼重和氏は、日本経済新聞社による「企業が選ぶ弁護士ランキング」の税務部門で、1位を2回獲得するなど、税務訴訟の第一人者として、法曹界でも名をはせてきた。平成6年創業と歴史も古く、現在では弁護士顧問業務はもちろん、税務・企業法務・人事・労務・事業承継・相続と、多岐にわたって企業の経営をサポートしている。これまで首都圏を中心に活動をしてきた…
MAS監査の導入で顧問先の経営支援体制強化を進める税理士法人JNEXT
税理士法人JNEXT(東京都豊島区)は創業以来、中小・零細企業の経営支援を軸に事業を展開している。代表社員の荻野岳雄氏(写真左)は国税局を退官後、25歳で開業し、経営コンサルタントとして数々の企業再建に携わってきたエキスパートである。平成26年に事務所を法人化し、現在は税理士法人を中心に7法人からなるJNEXTグループを形成している。近年は、クライアント企業の経営支援の一環としてDX化推進やMAS監査にも注力している。そこで、今回の取材…
AI・DX活用
東京と地方の情報格差を埋め、地域中小企業の活性化に貢献する株式会社AI-Brain
株式会社AI-Brain(石川県金沢市)は、生成AI導入・活用研修、AIメディア運営、AIコミュニティ運営などを行う企業である。代表取締役社長の柏野真吾氏(写真)は会計事務所を擁するコンサルティング会社、株式会社柏野経営の専務取締役であり、副社長の喜多辰徳氏は地域情報メディア「金沢日和」を運営する株式会社金沢日和の代表取締役を務めている。そんな両氏がAI研修事業を行う企業を立ち上げた背景には、生成AIの急激な発達と普及、そして地方におけ…
クラウド会計を強みに顧問先の業務フロー改善を支援するエンジョイント税理士法人
エンジョイント税理士法人(福岡市博多区)は、2019年4月に智原翔悟氏と磯山大樹氏の個人事務所を経営統合して創設された事務所で、クラウド会計を武器に急成長中である。中小企業のクラウド会計導入を通じて経理の早期化を支援するとともに、自社内で徹底しているITツールによる業務効率化・自動化のノウハウを活かしたDX支援を得意とする。エンジョイント税理士法人の沿革、経営統合の経緯、成長を続ける強みについて、智原氏と磯山氏からお話を伺った。 (写真…
事務所運営のDX化推進で会計業界全体の浮揚を目指すサン共同税理士法人
最先端のIT事務所として、会計業界で注目を集めているサン共同税理士法人(東京都港区)。設立2年目からエンジニアを複数採用し、RPA導入や自社システム開発するなど、開業当初からDX化に振り切った事務所運営を行ってきた。さらに見学会などを通してそのDX戦略ノウハウを公開。会計事務所運営のDX化を推進することで、会計業界全体の浮揚とマーケット自体の拡大を狙う。統括パートナーである朝倉 歩氏(写真右)は、昨年から辻・本郷ITコンサルティング株式…
M&A・承継・相続
会計事務所とともに日本の中小企業を元気にする日本M&Aセンターの「コンシェルジュ」
株式会社日本M&Aセンター(東京都千代田区)は、M&A仲介の最大手であり、全国の会計事務所のネッ トワークを起源とする企業である。同社には会計事務所のM&A業務を支援するさまざまな役職があるが、 そのひとつが「コンシェルジュ」だ。コンシェルジュは8年ほど前に誕生し、全国で活動している。現在 では活動にも厚みが増し、地域の特性に合わせた会計事務所支援や、M&Aの潜在ニーズの発掘と会計事務 所との連携など、多様なサービスを提供する存在となっ…
地元中小企業の永続発展をM&Aで支える地域密着型会計事務所の事業承継支援
税理士法人YGP鯨井会計(茨城県つくば市)は、創立50年以上の歴史を誇る会計事務所です。「企業経営のコンシェルジュ」をモットーに、開業以来、相続税対策に注力しながら多くの企業を支えてきました。鯨井会計グループは税理士法人YGP鯨井会計を中心に、行政書士法人、社会保険労務士法人、相続支援センターなど10組織、16部門から構成され、まさに茨城県最大級の会計グループといえます。近年は、経営者の高齢化による中小企業の後継者不足問題を受け、事業承…
従業員承継で社風を守りつつ全社体制で顧客支援に取り組む税理士法人中山会計
税理士法人中山会計(石川県金沢市)は、「相談しやすさNo.1」を掲げる地域密着型の会計事務所である。今年(令和4年)、創業55周年を迎える同社では、創業者の中山 博氏、二代目の中山雅人氏と続いた親族承継から、初めての従業員承継となる小嶋純一氏への代替わりが行われた。三代目経営者に就任した小嶋氏は、パートタイマーとして入社してから20年間にわたり、事務所の成長を支えてきたスタッフの一人である。M&A支援など事業承継のスペシャリストでもある…
人材・組織
代表交代を経て300年自走する組織をつくるEMPグループ
EMPグループは、EMP税理士法人(大阪市北区)を中核とする会計事務所グループである。創業者のあべき光司氏は、士業事務所の成長の壁を打破する「オーナー士業」のコンセプトを提唱し、多くの税理士から支持を得てきた。そんなあべき氏が指揮するEMPグループは、この3年間でM&Aを積極的に進め、税理士法人は大阪・名古屋・池袋・広島・新橋・神戸の6拠点に拡大し、以前から力を入れている障がい者の 就労支援事業も6社体制、グループ年商は約10億円規模へ…
士業特化の人材紹介会社MS-Japanに訊く2025年の経験者採用動向
株式会社MS-Japan(東京都千代田区)は、管理部門・士業に専門特化した転職エージェントサービス「MS Agent」を軸に、35年以上にわたり会計事務所の採用を支援してきた企業である。同社はエージェントが採用の仲介をする「MS Agent」だけでなく、会計事務所が転職者を直接スカウトできるダイレクトリクルーティング型サービス「MS Jobs」を提供している。今回の取材では、同社キャリア事業部 東京 J Divisionで現場を率いる濵…
ユニークな労務サービスで会計事務所を支援する日本社会保険労務士法人
日本社会保険労務士法人(東京都豊島区)は、国内屈指の巨大士業グループSATOグループに属する、中小・零細企業向けのサービスに特化した社労士法人である。設立当初から助成金の申請業務に強みを持ち、現在は労務に関わる幅広いサービスを提供している。近年は、主要な顧客層である中小企業にとって最も身近な存在といえる会計事務所との連携強化を進めており、その顧問先企業向けのサービ スにも注力している。そこで本稿では、同法人所長の佐藤邦昭氏と、労務相談部…
最新号の連載(2026年10月号)
米国不動産投資における1031 Exchangeの仕組みと戦略
第6回 CRSによる金融口座情報のクロスボーダー自動交換
どこまで海外の金融口座は、税務当局に見えているのだろうか? 海外に銀行口座を持つことは、もはや一部の富裕層だけの話ではなくなってきており、国外赴任中に開けた銀行口座を帰国後もそのまま保有している方をはじめ、海外証券会社で […]
長山 宏先生のAIを使いこなせるための基礎知識
第6回 会計事務所業務について
AIの普及は、会計事務所業務に多大な影響を与えます。そして職が奪われるといった悲観論が横行しているように思いますが、実際は資格の世界は守られますので、税理士として一定の実務をこなし、全ての実務に精通された方にとってはメリ […]
MAP経営スペシャルインタビュー
福井の3事務所が挑んだ、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」共同開催 5年後を描く1日が、顧問先経営者との距離を縮める
2026年8月、福井県で3つの会計事務 所が手を組み、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」が共同開催されました。「未 来会計に関心はあるが、自分の事務所だけ で開催できるだろうか」―― そう感じている会計人にとって、この共同開催はひとつの答えになるかもしれません。当日の様子と、開催した3事務所の声をお届けします。






















