今日の会計業界ニュース
2026年9月30日 19時30分更新(平日毎日更新)
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月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)
アクセンチュアで活躍した経営コンサルタントが老舗会計事務所グループの代表に就任
株式会社ROLEUP、10月1日に京都支店を開設 東京・仙台に続く拠点で関西の企業価値向上支援を本格化
ROLEUP税理士法人とROLEUP監査法人をグループに持つ株式会社ROLEUPは9月24日、10月1日に京都支店(京都市下京区)を開設し、関西の企業価値向上支援を本格化すると発表した。同社はこれまで東京・仙台を拠点にM&Aアドバイザリーやデューデリジェンス、PMI、リスクアドバイザリーを提供してきたとし、関西エリアの企業へのアドバイザリー支援を強めるため京都支店を開くとしている。
Colorz国際税理士法人、旧松山高治税理士事務所を道南支店に 北海道森町で担当スタッフもサービス内容も変えずに新体制
東京都千代田区に事務所を置くColorz国際税理士法人は9月20日、北海道森町に道南支店を開設したと自社サイトで知らせた。支店は旧松山高治税理士事務所で、担当スタッフやサービス内容はこれまでと変わらないとしている。所在地は北海道茅部郡森町字森川町1-3で、支店長は大久保圭太氏が務める。
- 【お知らせ】Colorz 道南支店を開設しました。 Colorz国際税理士法人・2026年9月20日
ピー・シー・エー、『PCA Arch』に「PCA AIエージェント」第一弾をリリース 自然な言葉の指示でデータの分析からレポート作成まで
ピー・シー・エーは9月29日、クラウド型基幹業務システム『PCA Arch』の新機能として、自然な言葉で指示するだけでデータの分析からレポートの作成までを行う「PCA AIエージェント」の第一弾をリリースすると発表した。業務データを専門的な事前設定をほとんどせずにAIの入力データとして使い、利用者の権限の範囲内で業務機能を実行する仕組みで、同社は強固なセキュリティを確保しつつ基幹業務データをAIと連携・活用できるとしている。
OBC、あいち銀行と業務提携 請求書の受領から支払までをデジタル化する同行の「Arch Bridge」の展開を支援
勘定奉行などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は9月29日、あいち銀行と協業し、同行が提供する法人決済プラットフォーム「Arch Bridge」の展開を支援すると発表した。Arch Bridgeは請求書の受領から債務管理、支払までをシームレスにデジタル化するサービスで、両社は業務提携も結んで互いのサービスを拡販する体制をつくり、地域の中小企業のDXを進めるとしている。
RSM汐留パートナーズ、各拠点のリーダーら約90人の会議を開催 2031年に向け「何を変え、何を守るべきか」を議論
RSM汐留パートナーズは9月29日、各拠点のリーダーやゲストなど約90人が参加した「RSM Shiodome Partners Leadership Conference 2026」を24日に開いたと報告した。2回目の今年は「2031へ、今日から。」をテーマに、組織として何を変え、何を守るべきかを議論した。
日本経営グループの株式会社日本経営、全日本病院学会で病院経営のAI活用とバックオフィスDXを発信 ランチョンセミナーは事前申込400人枠が満席
日本経営グループの株式会社日本経営は9月29日、12・13日に埼玉で開かれた全日本病院学会で、病院経営分析システム「Libra」のAI活用と、細木病院と進めるバックオフィスのデジタル化を発表したと報告した。1日目のAI活用のランチョンセミナーは、定員400名の事前申込枠が満席になったという。
月刊実務経営ニュース最新号からのピックアップ(2026年10月号)
巻頭特別企画2026年10月号
The Opening Story
電子申告ファイルだけで勘定科目内訳明細書まで読み込んだ金融機関目線の決算診断を可能にする「財務のみかた™」
「達人シリーズ」のNTTデータから、会計事務所業務を研究しつくした財務コンサル支援サービスが登場。顧問先の電子申告ファイルを登録するだけで、財務の可視化から課題の抽出、改善策の提示までを出力する「財務のみかた」を、リリースに携わった3氏に聞いた。
会計事務所の動き
名南M&A、ライジングコーポレーションのJ-Adviser業務を10月から受託
名南コンサルティングネットワークの名南M&Aは9月16日、TOKYO PRO Market上場企業のライジングコーポレーションから、10月1日付でJ-Adviser業務を受託すると発表した。適時開示や企業統治など、上場維持に必要な体制を支援する。
ROJグループ、東京オフィスを港区海岸へ移転
税理士法人ROJを含むROJグループは9月7日、東京オフィスの移転を発表した。移転先は東京都港区海岸1丁目の宮崎ビル5階で、業務拡大とサービス体制の強化を目的としている。
アテナ税理士法人、タイ進出・現地子会社支援でBizWingsと連携
アテナ税理士法人は9月3日、タイ・バンコクのBizWingsと連携し、日本企業のタイ進出や現地子会社の会計・税務相談に対応する体制を整えたと公表した。BizWingsは同法人所属の倉地準之輔税理士が2015年に設立し、代表を務める。
税理士法人TOTAL、税理士法人総合経営サービスから事業を譲受
税理士法人TOTALは9月1日付で、税理士法人総合経営サービスから事業を譲り受けたと発表した。発表では同法人と「グループジョイン」したと説明し、総合経営サービス事務所(旧本店)、同上石神井事務所、同吉祥寺事務所の3拠点はすべて存続・営業し、既存顧客の拠点と担当者に変更はないとしている。
SANKYODOグループ、北海道拠点を開設
SANKYODOグループは9月1日、札幌市北区に北海道拠点を開設した。財務コンサルティングにAI・デジタル支援を組み合わせ、地域の経営者や士業と連携しながら企業の成長支援に取り組むとしている。
キークレア税理士法人・行政書士法人、福岡本社を移転
キークレア税理士法人は8月27日、福岡本社とキークレア行政書士法人を9月1日から移転すると発表した。新しい所在地は福岡市博多区綱場町のDSセンタービル博多4階~7階。
税理士法人TAP、札幌にBPO・デジタルの新会社を設立 税理士法人各拠点の業務の一端を担う予定
税理士法人TAPは8月19日、札幌市にグループ会社「TAPデジタルバックオフィス」を設立したと公式サイトで知らせた。リモートワーカーとともに税理士法人各拠点の製造機能の一端を担う予定で、北海道産業のBPOやAI・DXの推進も掲げる。8月現在は非常勤の役員・従業員合わせて10名程の体制としている。
みらいコンサルティング、モガワの企業価値担保権融資を支援 事業性評価から計画策定・KPI設計まで
みらいコンサルティンググループは9月25日、三島信用金庫などと組み、リネンサプライ業のモガワの企業価値担保権を使ったシンジケートローンの組成と、設備投資資金の融資を支援したと発表した。同グループは事業性評価を行って事業計画の策定を支援し、KPIを設計・導入したとし、事業性評価と事業計画が金融機関に評価されたという。
日本クレアス、全国の幹部ら134人が横浜で研修 5年後・10年後の姿を討議
日本クレアス税理士法人グループは9月16日、全国の幹部ら134人が参加する「全国拡大幹部研修」を11、12日にパシフィコ横浜で開いたと報告した。「5年後、10年後の日本クレアスを考える」をテーマに、講義やグループワークを通じて、拠点や部門を越えて意見を交わし、今後の組織のあり方について認識を深めた。
会計事務所向けサービスの動き
LayerX、日立コンサルティングの知識基盤づくりを「Ai Workforce」で支援 提案業務の高度化を目指す
LayerXは9月30日、生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」で日立コンサルティングの知識基盤の構築支援を始めたと発表した。日立コンサルティングの業務知見やプロジェクトナレッジをAIとコンサルタントが業務の中で参照できるよう整え、コンサルタントの知見を組織の資産にして提案業務の高度化を目指すとしている。
株式会社LayerX・2026年9月30日マネーフォワード、クラウド個別原価を勤怠管理のタッチオンタイムとAPI連携 実際の労働時間で工数を割り振り
マネーフォワードは9月29日、個別原価管理システム『マネーフォワード クラウド個別原価』で、デジジャパンのクラウド勤怠管理システム『タッチオンタイム』とのAPI連携を始めたと発表した。勤怠データが自動で連携され、実際の労働時間に基づいてプロジェクトごとの工数を割り振れるため、より正確な原価管理を支援するとしている。
株式会社マネーフォワード・2026年9月29日ベター・プレイス、西日本シティ銀行と業務提携 「はぐくみ企業年金」で福岡県の中小企業の人材定着を支援
ベター・プレイスは9月29日、従業員の老後不安を解消し、長く安心して働ける環境づくりを目指して、西日本シティ銀行と業務提携したと発表した。同行が人材定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが普及を進める確定給付企業年金「はぐくみ企業年金」を案内し、福岡県を中心とする営業エリアの企業への導入を図る。
株式会社ベター・プレイス・2026年9月29日YKプランニング、bixidにグループ各社の経営計画を合算する機能のα版 グループ全体の計画把握と資料作成を効率化
YKプランニングは9月28日、経営支援クラウド「bixid」のグループ企業向けサービスで、各事業所が策定した単年計画をグループ全体の計画として自動で集計する「計画合算機能」のα版(評価版)をリリースした。個社へのドリルダウンやCSV出力にも対応し、評価版の期間中は合算スタンダードプランを契約した合算事業所が使える。
株式会社YKプランニング・2026年9月28日TKC、ペポルアクセスポイントのユーザーが9000件を突破 得意先の請求データを受信し仕訳の自動計上に
TKCは9月18日、管理・運営するペポルアクセスポイントのユーザー数が14日に9000件を突破したと発表した。利用する事業者は得意先からの請求データをペポルインボイスで受信でき、仕訳の自動計上など経理業務の効率化につなげられるとしている。
株式会社TKC・2026年9月18日弥生、弥生給与 Next移行プランの途中アップグレードを可能に 勤怠・労務も使いたいとの声受け
弥生は9月18日、弥生給与 Nextの移行プラン(給与_Tプランを除く)で、あんしん保守サポートの契約終了日まで認めていなかった上位の通常プランへの変更を24日から受け付けると案内した。変更後は弥生勤怠 Nextなども使えるが、労務 Nextはベーシックプラン以上に付帯する。
弥生株式会社・2026年9月18日freee、法人カードでETCカードを発行 車移動の多い企業の立て替えや経費精算の負担軽減ねらう
freeeは9月15日、法人向け「freeeカード Unlimited」でETCカード(年会費無料、発行手数料1枚550円・税込み)の発行を16日から始めると発表した。同社は、ETC用に他社カードを併用せざるを得ないとの利用者の声を受け、車移動の多い中小企業の高速道路料金の立て替えや精算の負担を減らせるとしている。
freee株式会社・2026年9月15日FCE、「ロボパットAI」の導入が2,200社超え AI機能と導入後の定着支援が評価されたと説明
FCEは9月14日、AI搭載の業務効率化ツール「ロボパットAI」の導入企業が9月11日時点で2,200社を超えたと発表した。同社は、AI機能で使いやすくしたことと導入後の定着支援が評価され、導入が増え継続率も高いとしており、導入企業でDXを担う人材を育てる認定プログラムの認定者は4,500人を超えた。
株式会社FCE・2026年9月14日日本M&AセンターHD、米Generational Groupと戦略提携
日本M&Aセンターホールディングスは8月27日、米国のM&A助言会社Generational Groupと戦略提携したと発表した。米国の買収候補や戦略提携先への接点を日本企業へ提供し、北米での成長・事業拡大を支援する。
株式会社日本M&Aセンターホールディングス・2026年8月27日エフアンドエム、社労士向けAI基盤「SRAISE」が1カ月で400事務所・850IDを突破 AIをゼロから設計する手間をなくす新機能も
エフアンドエムは8月27日、7月14日に提供を始めた社労士事務所向けAI業務基盤「SRAISE」の導入が約1カ月で400事務所・累計850IDを超えたと発表した。あわせて、事務所が業務ごとのAIをゼロから設計する手間をなくす「Project公開機能」を9月1日に提供すると案内した。
株式会社エフアンドエム・2026年8月27日ミロク会計人会連合会、11月12日に名古屋で第50回全国統一研修会 AI時代の会計専門家の役割も
ミロク情報サービスは9月29日、同社のシステムを使う税理士・公認会計士でつくるミロク会計人会連合会が、11月12日に名古屋で「第50回全国統一研修会 中部大会」を開くと発表した。基調講演は落合博満氏で、分科会ではAI時代の経営を支援する会計専門家の役割などを取り上げる。
株式会社ミロク情報サービス・2026年9月29日ヒューマンテクノロジーズ、KING OF TIMEの問い合わせフォームの機能(小分類)の選択肢を128個から49個へ 担当者の迷いを解消
ヒューマンテクノロジーズは9月25日、勤怠管理・人事給与システム「KING OF TIME」の問い合わせフォームで、機能の小分類の選択肢を128個から49個へ減らしたと発表した。利用場面や操作に沿って整理し、どれを選べばよいか分からないという担当者の迷いをなくして、短時間で問い合わせを終えられるようにしたとしている。
株式会社ヒューマンテクノロジーズ・2026年9月25日Xの会計業界トレンド
国税総合管理システムの更新
国税の基幹システム更新を巡って、税務調査の選定や税目をまたいだ情報のつながりをどう見るかという投稿が相次いでいる。顧問先対応の手間に触れる税理士側の声も目につく。申告の負担と取り締まりの話を並べる反応も見られる。
インボイスの経過措置と負担軽減の特例
インボイスの経過措置や負担軽減の特例の区切りを巡る投稿が相次いでいる。どの期間まで今の計算が使えるのか、次の計算方法へどう移るのかを整理する書き込みが目につく。種類の多さに実務家が音を上げる様子も見られる。
XのAIトレンド
OpenAI、DevDay 2026で20以上の発表
OpenAIは日本時間9月29日、開発者向けイベント「DevDay 2026」での20以上の発表をまとめて公表した。GPT-6 Astra、ChatGPT、Codex、API、セキュリティ、開発者向けの新しい道具にわたる。Xでも発表内容を巡る投稿が相次いでいる。
OpenAI、GPT-6.1 Solを公開
OpenAIは日本時間9月29日、複雑なコーディングや専門的な業務向けのGPT-6.1 Solを公開した。GPT-6 Astraより低い価格としており、APIの標準料金は100万トークンあたり入力2ドル、出力10ドル(入力27.2万トークン以下)。同日、Agents APIでAIがブラウザーを操作して作業できる機能も加えた。
実務経営研究会の新着セミナー
月刊実務経営ニュース最新号から(2026年10月号)
介護特化はしない。それでも「制度の言葉が分かる」ことが顧問先の安心になる
INTERVIEW
ワクワクする未来を共に創り、次世代につなぐDIGグループ
8年で8倍規模に成長した会計事務所グループの経営戦略を探る

税制・税務を巡る政府の動き
国税庁の令和7年分民間給与実態統計、平均給与は487万円で5年連続増・過去最高 源泉徴収された所得税額は17.4%増の13兆1,262億円
国税庁は9月、令和7年分(2025年分)の民間給与実態統計調査の結果を公表した。1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円で前年比1.9%増え、5年連続の増加で過去最高となった。
対面の本人確認、ICチップ情報の読み取りが2027年4月から原則に 犯収法施行規則の改正で税理士との一定の取引も対象 国税庁が税理士会に周知を依頼
関東信越税理士会は9月29日、犯罪収益移転防止法の施行規則の改正で、対面での本人特定事項の確認は、顧客などから写真とICチップ付きの本人確認書類の提示を受けてICチップ情報を読み取る方法が原則になるなどの見直しが行われ、2027年4月1日から施行されると会員に知らせた。国税庁から周知の依頼があったもので、同会は適切な取引時確認が行われるよう対応を求めている。
国税庁、令和8年分の年末調整ページを掲載 基礎控除の引上げ等への注意を呼びかけ
国税庁は9月24日、令和8年分の年末調整を案内するページを掲載し、本年の年末調整では基礎控除の引上げ等に注意するよう呼びかけた。昨年と比べて変わった点として、給与所得控除の最低保障額の引上げ、扶養親族等の所得要件の改正、23歳未満の扶養親族を有する場合の生命保険料控除の特例の創設も挙げた。
国税庁、e-Taxマイページの贈与税関係情報に3機能を追加 委任関係を登録した税理士も参照可能
国税庁は9月24日、e-Taxのマイページの「贈与税関係情報」に「更正・決定の通知情報」「相続時精算課税適用状況」「書面申告提出状況」の3機能を追加した(5月27日に掲載した案内を同日更新)。情報の反映は10月19日以降で、e-Tax上で納税者と委任関係を登録した税理士も、この情報を参照できる。
税制を巡る動き
[これから決まる]登録免許税法施行令の改正案(労働者協同組合を事業協同組合等の範囲に)経済産業省
次:意見募集の締切(21時30分) 10月10日施行・適用:10月30日(施行日の案)
[これから決まる]貸付用不動産の評価通達案国税庁
次:意見募集の締切(17時) 10月18日施行・適用:2027年1月1日(2027年1月1日以後の相続・遺贈・贈与から適用する案)
[決まった]飲食料品の消費税率を2年間1%とする大綱政府
施行・適用:2027年4月1日(大綱の期間の始まり。法律は未成立)
[これから決まる]取引相場のない株式の評価見直し国税庁
中小企業の経営を巡る政府の動き
国の施策:カスタマーハラスメント防止措置の義務化
カスハラ防止の措置、10月1日から全ての事業主に義務 厚労省、多様な労働者が活躍できる就業環境の整備へ改正法を施行
厚生労働省は9月29日、10月に実施される主な制度変更として、カスタマーハラスメントと求職者等に対するセクシュアルハラスメントを防止するための雇用管理上の措置が、10月1日から全ての事業主に義務付けられると公表した。根拠は2025年6月11日に公布された改正労働施策総合推進法等(令和7年法律第63号)で、施行日は政令で2026年10月1日と定められている。
パートの社会保険加入、いわゆる「年収106万円の壁」の月額8.8万円の賃金要件を10月に撤廃 厚労省、全国の最低賃金が1,016円以上となっていることを踏まえ
厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、短時間労働者が厚生年金・健康保険に加入する要件のうち、月額8.8万円(年額換算で約106万円)とする賃金要件を10月に撤廃すると案内した。同省は、いわゆる「年収106万円の壁」として意識されていたこの要件の撤廃で、壁を意識せずに働き方を選びやすくなるとしている。
厚労省、パート・有期の待遇改善へ同一労働同一賃金ガイドライン等を改正し10月1日から施行・適用 賞与・退職手当・家族手当などの記載を追加 雇入れ時の明示事項も増える
厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、同一労働同一賃金ガイドライン等の改正が10月1日に施行・適用されると案内した。同省はパートタイム・有期雇用労働者の待遇改善を進めるための改正としており、ガイドラインには、賞与、退職手当、無事故手当、家族手当、住宅手当、福利厚生施設、病気休職、夏季冬季休暇、褒賞について新たに記載が加わる。
地域別最低賃金、10月1日から順次改定 全ての都道府県で時間額54円から65円の引上げ・全国加重平均1,177円
厚生労働省は9月29日に公表した10月の主な制度変更で、都道府県ごとに定められている地域別最低賃金が10月1日以降順次改定されると案内した。全ての都道府県で時間額54円から65円の引上げとなり、全国加重平均は1,177円になる。
約束手形、多くの金融機関で9月30日が最終振出期限 中小企業庁と公取委、支払の適正化へ支払サイトを60日以内に短縮するよう要請
電子交換所での手形・小切手の交換が2027年3月31日に廃止されることを踏まえ、多くの金融機関が手形・小切手の最終振出期限を2026年9月30日に設定している。中小企業庁は9月2日、公正取引委員会とともに、サプライチェーン全体での支払の適正化を推進するため、各産業の業界団体と、金融機関およびその監督省庁へ要請したと発表した。
事業承継・M&A補助金の16次公募、4つの枠で公募要領を開示 説明会は10月9日・申込は10月7日17時まで
事業承継・M&A補助金の事務局は9月4日、16次公募の公募要領を開示した。16次公募は事業承継促進枠・専門家活用枠・廃業・再チャレンジ枠・PMI推進枠の4枠で、事務局は説明会を10月9日に開き、参加の申込を10月7日17時まで受け付けている。同補助金は、中小企業などが事業承継やM&Aに際して行う設備投資や、経営資源の引継ぎ、引継ぎ後の経営統合にかかる経費の一部を補助する。
国の施策:小規模な農林水産事業の労災保険の「暫定任意適用事業」の廃止
小規模の農林水産事業にも労災保険を必ず適用へ 厚労省、労働者保護のため例外をなくす日を2031年4月1日とする政令案を29日の部会に諮問案件として提示
厚生労働省は、小規模の農林水産事業を労災保険の「暫定任意適用事業」として扱う取扱いをなくす日を2031年4月1日とする政令案を労働政策審議会に諮問し、9月29日の同審議会労災保険部会で妥当とする答申が行われた。取扱いをなくす改正法について同省が法案の段階で示した評価書によると、小規模な個人経営の農林水産事業の一部は、家族労働が中心で広い地域に散らばり実態をつかみにくいことなどを理由に、1969年の法改正以来「当分の間」の例外として、原則として必ず適用される労災保険への加入が任意とされてきた。
内閣官房、法人格の悪用防止へ上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案 日商・東商は事務負担の軽減を要望
内閣官房は9月24日、「法人等の実質的支配者(BO)に係る情報の把握等に関する有識者会議」の初会合を開き、上場企業等を除く全内国法人に実質的支配者の届出を求める制度案を示した。事務局資料は法人格の悪用防止を新法の目的とし、特殊詐欺などを操る犯罪グループがペーパーカンパニーの口座間で送金を繰り返す事例や、G7でBO情報の届出を義務付ける制度がないのは日本のみであること、2028年夏ごろのFATF(金融活動作業部会)第5次対日相互審査を挙げた。
中小企業施策を巡る動き
[いつから]カスタマーハラスメント・求職者等セクハラの防止措置の義務化厚生労働省
次:施行 10月1日施行・適用:10月1日(改正労働施策総合推進法等(令和7年法律第63号)の施行期日(令和8年政令第17号))
[これから決まる]小規模の農林水産事業の労災保険の暫定任意適用事業の廃止厚生労働省
施行・適用:2031年4月1日(施行期日の政令案(令和13年4月1日))
[これから決まる]実質的支配者の届出制度案内閣官房
ヘッドライン
国内経済の動き
ドル・円、9月28日17時は157円22〜24銭 前営業日から87銭の円高
日本銀行が公表した9月28日17時のドル・円相場は1ドル=157円22〜24銭で、前営業日25日の158円09〜11銭から、提示レンジの下限同士では87銭の円高となった。28日の取引レンジは157円05銭〜157円85銭だった。
- 主要 外国為替市況(9月28日) 日本銀行・2026年9月28日
- 関連 外国為替市況(9月25日) 日本銀行・2026年9月25日
8月の全国消費者物価、生鮮食品を除く総合は1.7%上昇に縮小 エネルギーが下落に転じる
総務省統計局は9月18日、8月の全国消費者物価指数で生鮮食品を除く総合が前年同月比1.7%上昇と、7月の1.8%から伸びが縮小したと公表した(総合は1.9%上昇で7月と同じ)。同局は、電気・ガス料金負担軽減支援事業の開始などで電気代の下落幅が広がり、エネルギーが上昇から下落に転じたとしている。
- 主要 2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)8月分(2026年9月18日公表) 総務省統計局・2026年9月18日
厚労省、7月の実質賃金は前年比2.0%増と確報 現金給与総額は4.3%増
厚生労働省は9月28日、7月の毎月勤労統計確報で、事業所規模5人以上の一人平均の現金給与総額が前年同月比4.3%増の43万4507円と公表した。持家の帰属家賃を除く消費者物価で調整した実質賃金は2.0%増で、パートの時間当たり所定内給与は5.4%増の1455円だった。
- 主要 毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果確報 厚生労働省・2026年9月28日
- 関連 毎月勤労統計調査 2026年7月分結果確報(概況・1ページ) 厚生労働省・2026年9月28日
国際経済の動き
英中銀、政策金利を3.75%に据え置き インフレの上振れリスクは7月より強いと判断
イングランド銀行(英中銀)は9月17日、政策金利を3.75%に据え置き、中東の紛争長期化でエネルギー価格が上がり8月の英国の消費者物価上昇率も3.1%に高まる中、インフレ見通しの上振れリスクは7月時点より強いと判断した。採決は7月と同じ6対3で、3人は4%への利上げを主張した。
米10年債利回り、9月28日は5.24% 前営業日から0.07ポイント上昇
米財務省の日次パー利回り(CMT)によると、9月28日の10年債は5.24%で、前営業日25日の5.17%から0.07ポイント上がった。同じ時系列の30年債も5.49%から5.56%へ上がった。
- 主要 Daily Treasury Par Yield Curve Rates(2026年9月) 米財務省・2026年9月28日
- 関連 Daily Treasury Par Yield Curve Rates(同じ9月表の9月25日行) 米財務省・2026年9月25日
原油スポット価格、9月22日はブレント114.89ドル・WTI 96.41ドル 5営業日続けて下落
米エネルギー情報局(EIA)が9月23日に公表した日次スポット価格では、22日の北海ブレント原油は1バレル114.89ドル、米WTI原油は96.41ドルだった。15日の130.80ドル、107.02ドルから、ともに5営業日続けて下がった。
- 主要 Spot Prices for Crude Oil and Petroleum Products (Daily) 米エネルギー情報局(EIA)・2026年9月23日
先端AIの動き
OpenAI、Codex 0.158.0を公開 画像の透明背景指定とMCPサーバー接続を拡充
OpenAIは9月28日、Codex 0.158.0を公開した。画像生成・編集で透明な背景を指定でき、事前登録したOAuthクライアントのシークレットを必要とするMCPサーバーにも接続できるようにしたほか、端末画面から会話をコピーする際のMarkdown形式を保つようにした。
- 主要 0.158.0 OpenAI・2026年9月28日
Google、Gemini 3.8 Liveに映像アバターを追加 企業向けに97言語へ対応
Googleは9月24日、前週に公開したGemini 3.8 Liveへ、会話に合わせて表情や口の動きが変わるLive Avatarを追加したと発表した。97言語に対応し、Gemini Enterpriseで同日から提供するほか、企業向けの独自アバターは、現時点では許可リストに登録した企業に限って作成できる。
- 主要 Introducing Gemini 3.8 Live with Live Avatar Google・2026年9月24日
Anthropic、Claude APIが出力前に拒否した要求の一部に課金を再開 誤検知の少ない3分類が対象
Anthropicは9月24日、Claude APIが何も出力しないうちに拒否した要求のうち、同社が誤検知が少ないと測定している生物分野・先端LLM・推論抽出の3分類について、全ての提供基盤で課金を再開した。実行したモデルの通常料金がかかり、ほかの分類の出力前の拒否には引き続き課金しない。
- 主要 Claude Platform release notes — September 24, 2026 Anthropic・2026年9月24日
曽根康正氏の事務所経営の宝箱 会計事務所の成長
The Billions Club顧問(SMCグループ創業者)曽根康正氏の大人気連載。会計事務所経営の要諦を理論と実践の両面から徹底解説。

会計事務所のサービス別生産性分析
2026年10月号会計事務所のカスタマージャーニー
2026年9月号売上を必ず増やす2つの戦略
2026年8月号成長のためには合理的が非合理的、非合理的が合理的
2026年7月号会計事務所のサービス内容と料金
2026年6月号テーマで読む実務経営ニュース
事務所経営・成長戦略
税理士法人栗田合同会計事務所×エヌエヌ生命
税理士法人栗田合同会計事務所の代表社員・税理士、栗田豊滋先生はこう断言する。「会計事務所にとって、生命保険は極めて重要なコンサルティングツールである」と――。事実、同事務所は中小企業経営者と、そこで働く人々の安心・安全を確保するための保険提案サービスに力を注ぎ続けている。そして、その志の一翼を担うのが、法人保険のエキスパートとして知られるエヌエヌ生命保険株式会社だ。約30 年に及ぶパートナーシップのなかで、彼らはともに多くの企業を支え、…
会計事務所と共に未来を切り拓く、鳥飼総合法律事務所の成長戦略
鳥飼総合法律事務所(東京都千代田区)は、企業法務と税務訴訟に強みを持つ法律事務所である。代表弁護士の鳥飼重和氏は、日本経済新聞社による「企業が選ぶ弁護士ランキング」の税務部門で、1位を2回獲得するなど、税務訴訟の第一人者として、法曹界でも名をはせてきた。平成6年創業と歴史も古く、現在では弁護士顧問業務はもちろん、税務・企業法務・人事・労務・事業承継・相続と、多岐にわたって企業の経営をサポートしている。これまで首都圏を中心に活動をしてきた…
何かあったら一番に思い出してもらえる存在に
上吉会計事務所の吉田 空先生(写真)は、30歳で地元の税理士事務所を承継して独立後、伴走型の経営支援で顧問先を拡大しています。
AI・DX活用
会計事務所の付加価値を最大化する戦略的パートナーAI「TERASU」
未来会計を推進したいが具体的にどうすればよいか分からない、最近ではクライアントがAIを使いこなすようになり、情報量で勝てる自信がない……。このような思いに悩む会計人も少なくないのではないだろうか。会計人は中小企業の頼れる相談役であるだけに、寄せられる期待は大きい。それに応えるために未来会計に取り組む事務所もあるが、高難易度業務で成果を挙げるのは容易なことではない。戦略的パートナーAI「TERASU」は、そのような課題を抱える会計人のため…
freee認定アドバイザー5つ星を取得企業のDX支援を強みとするアテナ税理士法人
アテナ税理士法人は、福岡県福岡市に拠点を構える会計事務所である。同法人の代表社員を務める公認会計士・税理士の池田祐香氏(写真)は、2013年に個人事務所を開業してから着実に顧客と従業員を増やし、2024年5月に税務業務を法人化するに至った。顧客拡大の背景としては、池田氏がfreee認定アドバイザー5つ星を取得するなどITに強く、クラウド会計の導入支援や中小企業のDX支援で成果を上げていることが挙げられる。ちなみにアテナ税理士法人はスタッ…
事務所運営のDX化推進で会計業界全体の浮揚を目指すサン共同税理士法人
最先端のIT事務所として、会計業界で注目を集めているサン共同税理士法人(東京都港区)。設立2年目からエンジニアを複数採用し、RPA導入や自社システム開発するなど、開業当初からDX化に振り切った事務所運営を行ってきた。さらに見学会などを通してそのDX戦略ノウハウを公開。会計事務所運営のDX化を推進することで、会計業界全体の浮揚とマーケット自体の拡大を狙う。統括パートナーである朝倉 歩氏(写真右)は、昨年から辻・本郷ITコンサルティング株式…
M&A・承継・相続
シナジープラスが拓く「幸せ相続計画」という新世界
沖縄に本社を構える株式会社シナジープ ラスは、創業以来、一貫して顧客に寄り添う相続の生前対策、とりわけ「財産の分け方」コンサルティングにこだわってきた。その根幹には、税金対策ばかりに主眼を置く従来型の相続支援とは一線を画す、家族をもめさせない相続=「幸せ相続計画」という理念がある。そして、それを具現するのが独自開発のクラウドシステム「SIPS」だ。すべての相続財産を流動性・収益性・将来性という3つの角度から緻密に分析・シミュレートするこ…
複雑化するM&A・組織再編に係る会計や税務の疑問に答える「組織再編質問会」
M&A・組織再編分野の第一人者として名高い公認会計士・税理士 佐藤信祐事務所(東京都文京区)の佐藤信祐氏(写真)が、税理士事務所・公認会計士事務所を対象に、M&Aや組織再編について気軽に質問・相談できる「組織再編質問会」を立ち上げた。「組織再編質問会」では、M&A・組織再編に関する税務の悩みや質問に回答するだけでなく、実務研修も開講する。オンラインによるサービスとなるが、大手監査法人および税理士法人においてM&A・組織再編に関する会計・…
後継者不在問題を経営統合で乗り越えた個人事務所所長の選択
―― ここからは、ご自身の個人事務所を税理士法人スバル合同会計と経営統合された、永井洋子先生(写真左)にお話を伺います。この経営統合では、微力ながら弊社が仲介役としてお手伝いさせていただきました。 永井先生は、もともと東 […]
人材・組織
「障害年金で世界を変える」わくわく社会保険労務士法人
わくわく社会保険労務士法人(兵庫県尼崎市)は、障害年金の裁定請求代理に特化した社会保険労務士法人である。代表の 松岡由将氏は2013年に個人事務所として開業し、業界でもいち早く非対面・全国対応の体制を構築。YouTubeチャン ネル「社労士まっちゃんの障害年金カフェ」は登録者5万人を超え、障害年金に関する情報発信の第一人者として知られる。 2025年7月には、障がい福祉に特化した士業グループであるアンテリジャンスグループにジョインし、「…
自利利他を突き詰め、特化MASで100年企業を育成するLONG AGE税理士法人
LONG AGE税理士法人(熊本県熊本市)は、昭和63年に創業した会計事務所を母体とし、令和元年5月に法人化した会計事務所である。代表を務めるのは2代目となる公認会計士・税理士の松下英司氏だ(写真)。松下氏は過去会計を未来会計の土台として大切にしつつ、「未来監査」というブランドを展開。近年では特化MASに注力し、未来会計業務の高度化を進めている。さらに令和5年4月には未来プラス監査法人を立ち上げ、会計事務所とは異なる顧客層に未来会計を広…
ポストコロナ時代の会計事務所の在り方を見据えた組織づくりを進める税理士法人アイ・パートナーズ
税理士法人アイ・パートナーズ(神奈川県横浜市)は、昭和55年の創業以来、医療機関の支援に積極的に取り組んできた会計事務所である。「会計事務所の本来業務はコンサルティング」との考えから、税理士法人を中心に社労士事務所、相続手続専門の会社などで構成されるアイ・パートナーズグループを形成し、業界でもいち早く業務のDXを進めている。その取り組みは、コロナ禍における在宅ワーク、リモート対応などのコロナ対策にも生きているという。そこで今回の取材では…
最新号の連載(2026年10月号)
長山 宏先生のAIを使いこなせるための基礎知識
第6回 会計事務所業務について
AIの普及は、会計事務所業務に多大な影響を与えます。そして職が奪われるといった悲観論が横行しているように思いますが、実際は資格の世界は守られますので、税理士として一定の実務をこなし、全ての実務に精通された方にとってはメリ […]
MAP経営スペシャルインタビュー
福井の3事務所が挑んだ、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」共同開催 5年後を描く1日が、顧問先経営者との距離を縮める
2026年8月、福井県で3つの会計事務 所が手を組み、中期経営計画立案セミナー「将軍の日」が共同開催されました。「未 来会計に関心はあるが、自分の事務所だけ で開催できるだろうか」―― そう感じている会計人にとって、この共同開催はひとつの答えになるかもしれません。当日の様子と、開催した3事務所の声をお届けします。
大家専門税理士になるコツ
第10回 地主大家さんへのコンサルティング術~初回面談で「提案しない」ことが提案につながる~
これまでのコラムでは、法人活用の3つの方式や、地主大家さんに対するコンサルティングの考え方について解説してきました。 今回はさらに実践的に、「地主大家さんとの初回面談で、税理士は何を聞けばいいのか」についてお伝えします。 […]


























